祖母山-障子岳-古祖母山②
祖母山頂で凄い景色を堪能したら、
次のピーク目標、障子岳を目指して、
黒金尾根コース方面へ下ります。
祖母山頂直下は梯子だらけの急な岩場の連続、
これらを慎重に下り切ってー、
振り返ってみるとー、
山頂とその直下の急な岩場。
あそこから下りてきたのかー。
それにしても早朝の、
静かな祖母山系の散歩はほんとーに気持ち良いー。
唯一聞こえるのは時折こだまする鹿の嘶きのみ。
因みに、この日は最後まで静かで、
下山するまで人っ子一人誰とも出会うことありませんでした。
道は、祖母傾名物、熊笹のもさもさロードへ突入。
天狗岩が存在感を放ってます。
ほどなく、天狗ノ分かれ到着。
祖母傾縦走路と黒金尾根コースとの分岐、
コレを古祖母方面へ。
途中にあった木が死んでるゾーン、
コレなんでこんななってるのかなー?
で、さらに進んで障子岳山頂直下にド派手な崩落箇所が。
帰って
調べてみたら、今年の夏前くらいに崩落したらしいです。
この崩落箇所を巻いて山頂に至ると、
山頂周辺は鹿避けのフェンスで囲われてました。
フェンスの扉部分を開けて(紐で括ってある)、
障子岳山頂、到着。
今回の縦走のちょうど中間地点、
天狗ノ分かれからここまでは熊笹に覆われた細い登りが多く、
なかなか疲れる道のりでした。
で、前方には次に目指す古祖母が。
振り返ると少し前にそこに居た祖母山。
いままでとこれからの道程を、
「うむ!確認した!」
て気分になって、
よっしゃ次いこー。
痩せ尾根を一旦下ってると、
目の前には次に目指す古祖母山とそこまでの稜線がありありと、
うーん、長いな…(^^;)
再度現れた木が死んでるゾーン、
ほんとコレなんなんだろーなー。
障子岳⇔古祖母の道は祖母⇔障子岳の道に比べると幾分お優し目。
なだらか目な道をてくてく行ってると、
紅葉した落ち葉の道に、
その頭上。
紅葉と緑、それと真っ青な青空が、
とても綺麗なコントラストとなっていたこの時期の祖母傾山系でした。
自然美にうっとりほっこり(^^♪
道は段々と細くなり、
これを登り切れば山頂かな、
と思わせる細い登り道をゆくと、古祖母山頂に到着。
「ふー、後は下って降りるだけ」
最後のピークを踏んで一安心。
先に続く稜線を確認して、
尾平越目指して下山。
このままずーっと行けば傾山かー。
いつかはと憧れる祖母傾の縦走に思いを馳せつつも、
「でも、今日はもー帰ろーっと、うっひょー♪」
な気分。
古祖母山頂を下りてすぐ、
祖母からここまで、歩いた稜線が全部見えました。
暫く下ると、
「うっひょー♪」な気分に水を差す、
切り立ったルンゼ…(^^;)
慎重に梯子伝いに下りつつ、緩んだ気を引き締め直します。
尾平越も近づいてくると道の傾斜は緩やかに。
ブナやミズナラの気が生い茂る気持ち良い道、
ここからもーほんの少しで尾平越。
そこからトンネル方面へ、ちゃらっと30分ほどで下山してゴール、
の予定だったんですがー・・・。
つづく。
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