屋久島2016①
追記:龍神杉から先の、旧宮之浦歩道は2017年、遭難死亡事故が発生しています。立ち入り禁止となっております。
✳プロローグ✳
今年もまた屋久島へ行って来ました。
8月12日-13日にかけて、山中一泊。
今回選んだルートは、
一日目、益救参道から龍神杉を経て旧宮之浦歩道へ、そして高塚小屋泊。
二日目、高塚小屋から白谷雲水峡、楠川歩道を歩き、楠川温泉でゴール。
当初の予定ではこうだったのですが、実際は予定通りとはいかず、
一日目、益救参道から龍神杉、龍神杉付近でビバーク。
二日目、龍神杉から楠川温泉まで。
となりました。
予定変更となった経緯も含めて、以下に。
✳絶句!猛暑の神之川林道✳
初日、屋久島到着は9:45。
下船すると予約していたタクシーの運ちゃんが、待っていました。
売店で三岳の購入、それとトイレをそそくさと済ませ、乗車。
屋久島総合自然公園へと向かいます。
龍神杉まで続く登山道は益救参道と呼ばれ、その入り口までは、
屋久島総合自然公園から林道を、延々3.3㎞歩かないと辿り着けないのです。
その林道が、神之川林道。
因みに、ネットで龍神杉まで行った方々のレポートを見ると、
殆どの方が自家用車かタクシーで神之川林道を通過しているのですが、
屋久島のタクシー会社2社に問い合わせたところ、神之川林道の走行は不可。
乗せてって貰えるのは、林道入り口となっている、屋久島総合自然公園まででした。
タクシーは、屋久島総合自然公園のなか、
神之川林道入り口真ん前で降ろしてくれました。
着替えて準備を整え10:30頃、
いざ出発。
と言っても、なんて事ないふつーの林道をとぼとぼ歩くだけなのですが、
これが、かなり暑い・・・。
超絶、暑い・・・。
夏真っ盛り、炎天下の林道歩きは、かなり応えます・・・。
4-50分の林道歩きと踏んでいたので、そう長くは無い事は分かっているのですが、
標高は100mくらい、涼しさとは皆無の世界。
照り付ける太陽と、地面から湧き上がってくる様な熱波が襲い掛かり、
すでにバテバテのふらふらに近い状態へと僕を仕上げてゆきます。
重いザック担いで歩くこと50分、写真左手に伸びる坂道、
龍神杉登山口へと続く案内標識に到着。
車で来る人もここまで、これより登山開始。
ネットで龍神杉登山のレポートなどを見ると、殆どの方がこの案内板から、
スタートしています。
水分は摂るものの、顔は火照って汗も止まらず、
灼熱の林道歩きを経て、登山開始前なのにかなりヤバい状態な自分。
つづく。
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