先月、8月27日、奥さんと鬼門平に登ってきました。
鬼門平と書いて"おんかどびら"と読むこの山は、指宿市、池田湖の北に位置する標高306mの低山。
こんな山容。
ズーム。
むき出しの岩肌が、なんともマッチョな印象ですが、
磯間岳の様なアルペン的なコースは無く、
参考コースタイムも登り下りともに55分、1時間40分で登り下りできる、割と易しめな山。
夏、暑さもまだ厳しくない午前中に、サッと登りたい、そんなシーンにぴったりな山。
登山口まで、道は分かり難い事は無く「池田小学校」をナビに入力。
で、分県登山ガイド「鹿児島県の山」にある記載どおり、
池田小前を鋭角に右折して民家を左折、
標高300mちょっとの山なのに、こんなに登ったら山頂まで着いてしまうのでは?
と、少し不安になりつつ林道を登ると、
右手にちょこんと登山口。
登山口の標高は200m、山頂までは標高差100mちょっとの道。
道路脇に車を停め、準備して、
いざ登山道へー。
時刻は9:00ちょっと前。
登りはじめ、夏の低山はやはり茂ってます。
木々が日差しを遮り、暑さを和らげてくれます。
道は緩やかだったり、急登だったり。
で、登りはじめて10分ちょっとくらい、初めて展望が良さそうなところにでます、
そこからの展望、開聞岳と池田湖が綺麗に望めました。
やー、良い眺め。
このスポットの近くにP5展望所らしき箇所があったのですが、
そこからの眺めは茂る木々が被さっていて、
先ほどの名も無い展望所の方が見通しが良かったです。
アップダウンの道は続きます。
これは、鬼のぬけ道と呼ばれる岩のトンネル。
岩のすき間をくぐって先へ進みます。
他にも「鬼ののぞき窓」って言う大きな岩穴があったり、
アスレチック的なコースにお楽しみスポットが仕掛けられています。
なんか童心に返れる楽しい道が続き、
こんな面白い展望も楽しめます。
登りはじめて40分ほど、分県登山ガイド「鹿児島県の山」で鬼門平最大のハイライトと称される、
P2展望所に到達。
が、「危険!立ち入り禁止」の看板。
それ以前に、木々が茂り過ぎてて、
P2直下にあるらしい大岩の展望台すらまともに拝む事が出来ず。
チラっとは見えたのですが、もやもや感を残しつつ、
先へ。
唯一、北側の展望が開ける道からは、
喜入の石油備蓄基地が伺えました。
その後、P1展望所を経て山頂へと道は続くのですが、
ここからの道がもーもー、茂りまくり。
灌木はまだ良いのですが、
背丈をを超えるくらいの、
あの、手が切れる草(名前が分かんない)がみっしりと道を覆い尽してくると、
もー完全にヤル気がなくなりました、無理、無理。
なんとか辿り着いていたP1展望所まで戻り、
そこを本日のピークとすることに。
これまた絶景、良い眺めだなー。
この日は、開聞岳を眺めてばかりの、夏の登山でした。
それにしても低山の夏の茂りは、凄まじいものがあるんだなー。
勉強になりました、また冬にでも行こ。
下山が済んだのが10:45くらいだったので、
やっぱり、登って下って2時間かからないくらいでした。
下山後は指宿の鰻地区の鰻池近くの
鰻温泉にて入浴、
その後、
旅館食堂 くりやで鰹のたたきランチ。
んで、道の駅をはしごしつつ帰路へー。
楽しい夏のお出掛けでした。