高千穂峰

なおさく

2018年07月27日 21:15


早々に明けた印象の、今年の梅雨ですが、
終盤は雨続きで、外の遊びに行けず悶々とさせられました。
そして、梅雨明け。
久々の晴天が続きます。
特にまだ、涼しさが残る朝の青い空は、大変に気持ちよく、
自転車を漕ぎつつ(自転車通勤)、
「よーし!休みの日は何所にいったろー!」
と、休日への期待が膨らみます。

そうして、やってきた休日(7月11日)。
早朝から登ろうと決めて計画、向かったのは(また)高千穂峰。
先月、東霧島神社からのコースを途中下山したので、
今回は高千穂河原からソロで山頂を目指します。
高千穂峰は自宅から車で1時間足らず、
東霧島神社コースとは違い、コースタイムの短い高千穂河原から登れば、
朝のうちに登って、朝のうちに下山できるはず、と。
朝を楽しむプランでゴー。

早起きして自宅を5時に出発。
まだ暗いと思いきや、もうけっこー明るい空。
本日も、快晴。

6時前、高千穂河原到着。
準備して、出発。

早朝の空気が、霧島神宮古宮址をより神秘的な感じに。

高千穂河原からも何度か登っているので、
道はお馴染みな感じ。
いつもの石畳の道を登り切ると、
いつものザレ場の道がはじまります。

初夏、早朝のこの辺りは、不思議な光景。
緑の草と赤茶けたザレ場と岩々のコントラストが、
まるで、違う惑星に来てるかの様な雰囲気を醸します。

お鉢の斜面を臨むと、緑色の広がる、
これまた目を引く光景。
この緑色に花が咲いて、ミヤマキリシマなんだよね?

黎明の空に、目印の黄色ペンキマークがまるでお月さんみたい。
などと、うっとり酔いしれつつ、登っていたのですが、
馬の背の手前くらいに差し掛かった辺りで、
なんと!激ガス発生!

確かに、麓から眺めた今朝の高千穂峰には、
山頂からお鉢あたりまで、厚い雲が垂れ込めていて、
一抹の不安は感じていたのですが、
下界が良い天気なのと、
出発時、高千穂河原から望んだお鉢にはそのとき雲が掛かってなく、
まー、お天気に関しては、楽観的に登っていたのですが・・・。
とにかく、雰囲気台無しだ!
待っても待ってもガスは晴れてくれなく、
梅雨明けの晴天に気分よく揚々と向かったこのシチュエーションで、
まさかのガス!
もう、一気にテンションがだだ下がり。

やーめた。

何回も登ってるから、ピークハントにもさして拘りも湧かず、
サクサクと、途中下山が脳内可決。
先月に引き続き、まさかの、
2回連続で高千穂峰の山頂到達ならず。
下山はあっと言う間で、
途中まで登って下りて、1時間くらいの早朝体験でした。

毎日、麓から、
その姿を眺めていて、大好きな山なのですが、
どーにも相手にその気は無く、フラれ続きの高千穂峰。
でした。


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