小篦柄岳
先月、10月27日、小篦柄岳に登ってきました。
小篦柄岳をメインに登る人って少ないと思うのですが、
去年の御岳-大篦柄岳縦走でサボって登り損ねてたので、今回は小篦柄岳ピークハントが目的。
奥さんと登ってきました。
高峠を大隅湖方面へ向かい、途中の目印看板で右折、
垂桜集落より大野原林道へIN、くねくね林道を登り詰め、登山口到着。
登山口到着、と言ってもここは大篦柄岳登山口。
ここから大篦柄岳を登り、御岳方面へと続く縦走路へ。
大篦柄岳山頂とスマン峠との間にある小篦柄岳分岐より小篦柄岳ピークを踏み、
縦走路に戻りスマン峠へ、スマン峠登山口へ下り大野原林道を周回し、大篦柄岳登山口へ。
てのが今回のコース。
09:00、登りはじめます。
前日までは一日中晴れだった予報が、当日になって崩れ、天気が心配。
なだらかに続く九州自然歩道を気持ち良く進んでいると、
以前、登ったときは無かった(はず)崩落地に出合いました。
だいぶ崩れてました、いつ崩れたんだろー。
5合目の展望が開ける箇所、お天気はまだ快晴。
七岳、その向こうに桜島。
七岳、気になるなー、いつか登ってみようかなー。
縦走路方面、妻岳が相変わらずとんがってます。
大篦柄岳、御岳方面にうっすらと暗い雲。
と、言う訳で5合目越えたあたりから天候が崩れはじめ、
山頂目前、スズ竹をかき分け辿り着いた山頂は、
ガスで真っ白、展望なし。
大篦柄岳山頂はこれまで4度踏んでいるのですが、内訳は、
晴れ1 ガス2 灰1 です。
カップラの水を持って来るの忘れたので、おにぎりを妻と分け合い食べます。
寒さ、ひもじさにもめげず、
今回の目標である小篦柄岳ピークを目指し先へ。
山頂から縦走路方面への道も暫くスズ竹ロードが続きますが、
それを抜ければ、下り基調のなだらかな道。
大篦柄岳山頂から30分ほどで、
目指す、小篦柄岳山頂への分岐に到着。
道標に従い縦走路を外れ、小篦柄岳ピークへ向かいます。
向かったのですが、この道がまー大変で。
ど急登と密生したスズ竹の藪漕ぎが続きます。
道はしっかりとついているのですが、背の高いスズ竹がそれを覆っています。
なので、しゃがんでみると進む道がよく分かりました。
もさもさの急登を進むこと10分ちょい、
ありました小篦柄岳山頂。
事前に調べて知ってましたが、展望等はなにも無く、ただの藪に囲まれたところです。
でも、何故かとっても達成感。うれしー。
ピークハントを終え、縦走路に戻りスマン峠へ。
ほどなく到着、ここから下ります。
下ってるのだから下りなのですが、下り具合がえらい下りでした。
最後だけ何故か整備された優し気な木段。
登りに使った人は驚くだろーなー、途中から「なんだこりゃー」って
無事に下山を果たし、ここから高隈山名物、林道歩きが始まります。
今回は、ここスマン峠登山口から大篦柄岳垂桜登山口へと続く大野原林道。
距離にして5kmくらいかなー。
途中、土石流による流木ダイナマイトな箇所が、道を塞ぎます。
しかも何か所かあります、こう言う箇所が。
脇っちょをなんとか通り抜ける事が出来、無事に垂桜登山口へと戻ったのは14時過ぎ。
あの流木箇所はほんとビビります。
5時間ちょっとのおもしろコースでした。
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