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Posted by naturum at

2018年11月10日

続・遠見山(保戸島)


遠見山から下山。

お寺から、沿岸に下って、
本日のお宿、

山内旅館に到着。
島にひとつしか無い宿泊施設です。

お部屋は和室。

保戸島の伝統菓子「かずまき」。
ウェルカムかずまきを頂きました。

館内はレトロな趣ある雰囲気。

真っ赤な階段が印象的でした。

で、お風呂にはいったら、

お待ちかねの夕食、お部屋で頂けます。
たくさんの魚貝が並ぶボリューム満点のお食事。
お酒の持ち込みは自由だったので、
缶ビールを頂いたあとは、持参した大分の麦焼酎とともに。
料理はどれも本当に美味しくて新鮮で。
大満足。

名物のひゅうが丼も頂きました。
たっぷり食べて、
この日は就寝。

翌朝、

お宿の窓より港を望む。
ちょっと降りて、朝の散策に。

歩いてると、船に飛び乗って遊ぶ、

白茶ネコズ発見!

船からまた港へ、じゃんぷ。
お船遊びもお手の物、って感じで、
かわいかったー。

で、西の方、

トンネルまで歩いて、朝の散策終了。
チェックアウトを済ませたら、
細い路地を歩いて、

その一角にある酒店で、

念願の「清酒 保戸島大漁」をゲット!
ここでしか手に入らないお酒。
持ち帰ります。

朝の便で保戸島をあとに。

とっても楽しくて魅力満載、
行って良かった、保戸島。
また行きたいなー。

おわり。
  


Posted by なおさく at 17:22Comments(2)・遠見山(保戸島)

2018年11月08日

遠見山(保戸島)


しま山100選てご存じでしょうか?

公益財団法人 日本離島センターが選定した、島の山です。
その内容は、mont‐bell BOOKSより、書籍化されていて、
島々へのアクセス、登山ルートなど、詳しく知る事が出来ます。

さて、そんな「しま山100選」を手に取ってみて、
ひと際、気になる島がありました。
保戸島と言う島です。

大分県の津久見市、四浦半島の先端に浮かぶ、
周囲4kmの小さな離島。
ちょっと長くなりますが…、
この保戸島は鮪の遠洋漁業で、かつて栄えた島。
最盛期の昭和50年代には、
年間水揚げ高は140億にも及び、単一漁協では日本一だったそうです。
鮪漁で財を築いた島の人は、平地の少ない島の沿岸部に、
3-4階建ての鉄筋構造の豪邸を次々に建て並べました。
その、豪邸がひしめく風景は、地中海の漁港を連想させ、
保戸島集落は「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財百選」に選定されています。
現在でも、その規模は縮小していますが、
鮪の遠洋漁業等、海の仕事が島民の主な生業となっていて、
保戸島自体では、鮪は捕れないのですが、
遠洋漁業で水揚げされた鮪を使った料理が、
郷土料理として親しまれています。

そんな保戸島の最高地点が遠見山(179m)
として、保戸島とセットで「しま山100選」に紹介されていました。

どきどきわくわくが止まらない、保戸島に、
先月、10月20日から21にかけて、
奥さんと行ってきました。

霧島からだと、東九州自動車道を北上、
津久見港より、

船で渡って保戸島へ。
一日6本の、定期便がでています。
島への所要時間は25分。
小さな船で、

船内はこんな。

やや激しく波をかき分け、進む船。
保戸島に到着。
船の窓から、沿岸の景色が見渡せると思っていたのですが、
船の窓は思ったより小さく、そして汚れていて(笑)、
下船して初めてまともに、沿岸の景色を見る事が出来ました。
堤防まで歩いて、

海側から集落を望むと、この風景。

ほんと、ひしめき合って建っています。
見たこと無い景色。
んー、なんか感動。
ぞくぞくしてきます。

でわ、散策。
あ!

第一島猫発見!
そう、この保戸島は猫が多い事でも知られているのです。

って、近っ!
すごく人懐っこくてフレンドリー。
どの猫さんも寄ってきます。
楽しいなー。

散策を続けます。

漁港の風景。

イカ。

近い猫。
ほんと猫がいっぱい。

お天気も良くて、長閑な漁村の風景のなかを歩くと、
なんとも気持ちよい。
島の人も親切で、歩いていると、
「どこから来たの?」とか、
「猫ならあっちにいっぱいまだおるよ」とか、
話しかけてくれます。

ひしめき合って建つ、家々の狭い路地に入ると、

情緒溢れる小路が、迷路の様に縫っています。

日本で一番狭いと言われている県道、612号線。
もちろん車は通れません。

さて、散策を続けながらも、
足は遠見山の登山口へ向かいます。
海徳寺って言うお寺を、

墓地の方へ登ってゆくと、

遠見山登山口。

続くスロープに従って進むと、

また登山口。
ここから本格的に山の道。

やー、この道がなかなかの悪路で。
普通のスニーカーで登ったので、思いのほか大変。
一部、茂りまくっていたり、道が不明瞭だったりと、

最近は、あまり登られていないのかも。

30分ほどで、山頂到着。
ここも茂ってました。
しま山100選には、
「山頂からは豊後水道が見渡せる」とありましたが、

この時は茂ってて展望はほぼ無く。
まーでもいちおー、登れて良かった。
登山道の様子から、「大丈夫かな?山頂までいけるのかな?」
って不安もあったので、登り切れて一安心。
でわ、下山。

墓地まで戻ったのは、
すっかり西日が傾き切った頃。

つづく
  


Posted by なおさく at 14:20Comments(2)・遠見山(保戸島)