2020年11月05日
大崩山(後編)
大崩山(前編)のつづき。
誤って、坊主尾根方面へ登りかけたり、中ワク塚、上ワク塚を、スルーしてしまったりの、
とんでも行程を経て、なんとか山頂への分岐へ辿り着きました。
この分岐から、山頂スルーの、坊主尾根へ下るルートをとる人も多い様ですが、山頂へ向かいます。
この辺りはテープは少ないです。
が、目前の尾根に向かって進み、あとは明瞭な道を辿って、尾根沿いに山頂へ向かいます。
10:45、登り始めて4時間ちょーどで、山頂に到着。
山頂に向かう途中の道や、
こーやって、山頂カップラやってる最中、沢山の人と会いました。
やっぱり、山頂まで目指す人も多いんだなー。
さて、とっても美味しかった山頂カップラを食べ終えたら、下山、
坊主尾根方面へ、下ります。
途中、ワク塚ルートを見渡せる、展望スポット。
凄い光景だなー。
かっこいいなー。
登ってないけど。
そーこーしてると、小積ダキへの分岐へ。
寄り道になりますが、そりゃ行きますがな。
小積ダキからの光景。
後に歩く、像岩のトラバースを上から。
像に見えるから像岩なのかなー、コアラに似てるなー。
でわ、戻り、引き続き、坊主尾根ルートを下ります。
が、小積ダキ分岐から下り、さらに、像岩へ下るルートが分かり難くて、右往左往。
参考にしてたヤマップのルートログを見てみると、何故か岩伝いに下ってる…。
ログを参考にさせてもらってるのに、悪いんですが、
岩を飛び降りる勇気と言うか無謀さと言うかは無かったので、慎重に行ったり来たり。
やっと像岩へ下りる道に出くわし、
いざ、像岩のトラバースへ。
渡り終え、振り返ると、
小積ダキ。
分かり難かった道も終わったし、怖い像岩のトラバースも終わったし、と、
ホッとしつつ、梯子とロープだらけの、坊主尾根を下ります。
坊主岩。
順調に、林道分岐へ。
登山口方面へ。
支流沿いに下り進み、あとは最後の渡渉を残すのみ。
で、渡渉箇所に到着すると、ソロのお兄さんが、水量の多い渡渉に苦戦してる模様。ちょっと行っては、戻ったり。挨拶すると、「自分の前に渡った人が転んじゃって」との事、「そりゃ、トラウマですね……」そーこーしてると、中年の方が下りて来て、三人、渡渉を巡り、思案。ふと、下流側に目をやると、靴を脱いで裾を膝までまくり上げ、長い木の枝を杖の様につきながら川に入り、ずぼずぼ渡り進むカップルが…。
ぼくは、テープの箇所から少しだけ下流へ、
飛び石伝いにさくさくと渡って一番乗り。
楽ショー。
だって、朝、一回、間違って渡ってるからね!往復2回も。
山荘前、気持ちの良い日差しが苔を照らして綺麗。
気持ち良く、下山の足を進めて、
下山完了。
入山時、記入しといた登山届に、下山時刻を書き足して、と。
14時前くらいでした。
疲れたし、色々と間違ったり迷ったり、大変だったけど、大崩山はやっぱり素晴らしかったです。
おわり。
2020年11月02日
大崩山(前編)
10月25日、大崩山に登ってきました。
九州最後の秘境、と呼ばれる、言わずと知れた、この山には、10年前にも一度、登っています。
当時は、夜中に鹿児島市を出発、夜通し運転して明け方に登り始め、下山後、帰路へ、夜に帰宅。
って言う、かなりの強行軍でしたが、今回は、前泊後泊含めて2泊3日の日程で。
やー、10年前は元気だったなぁ…。
と、言う訳で、延岡市内のホテルを早朝に出て、
6:45、登山開始。
因みに、林道脇の路肩スペースには、もう、わらわらと車が停まっていました。
薄暗い道、でも、朝の空気は気持ち良く、数十分も歩くと、
山荘に到着。
ここからワク塚コースを辿り、山頂へ、坊主尾根より下山、って言うルート。
なのに間違って、一目散に祝子川方面へ下りてしまいました。
本来は山荘から、三里河原方面へ少し登らないといけません。
このまま渡って登ると、坊主尾根ルートから登る事になってしまいます。
下りで渡渉する予定の、祝子川。※まだ道を間違ってる事には、気付いてません。
前方には、渡渉真っ最中のお兄さん、後を追って、僕も渡ります。
で、渡るか渡り切らないかくらいのところで、お兄さんが戻ってきます。
話を聞くと、このお兄さんも、ワク塚から登るのに、間違って渡渉していた模様。
「道を間違ってしまって」と照れ臭そうに言うお兄さん、大丈夫、僕も間違ってますから。
※このお兄さんと話して初めて自分も間違ってるって気づいた。
二人で祝子川を往復、山荘まで戻ります。
あー、そう、そう。この看板を見落としてた。道も事前に調べてた筈なのに、まったく抜けてるわ。
で、正しいルートを進み、本来、渡る筈だった、渡渉箇所へ、やっとこさ。
おや、水面に映るのは、
見上げると、小積ダキ。
渡渉を終え、川沿いに少し歩くと、
樹林帯へ、始まっていた紅葉が、とても綺麗でした。
が、道はなかなかの急登が続きます。
登山開始から、2時間弱、袖ダキ展望所に到着。
小積ダキが眼前に。
中ワク塚。
展望所を下り、さらに進むと、
下ワク塚への分岐。
梯子伝いに登ります。
下ワク塚からの眺め。
さて、この後は中ワク塚、上ワク塚だ。がんばって行きますかー、と、下ワク塚を”下り”ます。
結論から言うと、下ワク塚は下りなくて良かったのです、また、間違えてしまいました。
下ワク塚から中ワク塚までは、尾根(岩峰)伝いに向かうのが一般のルート。
なのに、間違って、一旦、下ワク塚を下り、中ワク塚を巻いて行く道へ。
地図上では、破線になってるルートを、誤って辿ってしまいました。
まー、この道が、大変で、テープもそんな親切には付いてない、トラバース状に伸びる道。
分かり辛いので、ヤマップの地図を確認⇒道を間違ってる事に気づく。
とほほ。
破線のルートを終え、やっと正規ルートと合流。
紅葉に見とれつつ、安心して、歩き進んでいると、
この看板。
おや?上ワク塚わ??
そう、上ワク塚基部を見過ごし、スルーしてた模様。
もー、なにがなんだか…。
つづく。