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Posted by naturum at

2017年09月19日

稲尾岳

天候やらなんやらで、随分と山に登っていない日が続いてしまってましたが、
9月10日、奥さんと稲尾岳に登ってきました。

稲尾岳は大隅半島南部に位置し、
西日本最大規模の照葉樹林が広がり、奥深い自然が楽しめる山。

登ったコースは、

上図の西口登山口から西口コースを進み、枯木岳(枯木三角点)を経て稲尾岳山頂へ、
そして稲尾岳、西口登山口、北口登山口のへの分岐へと戻り、北口登山口へ下山。
北口登山口から滝巡りコースを辿り、西口登山口へと周回。

登山口までのアクセスは比較的分かり易く、
垂水方面から佐多街道をひたすら南下、根占の栄町って交差点を左折、
あとは「照葉樹の森」って書かれた看板に導かれて登り進むだけ。
くねくね道を登り切った先、標高800m付近、登山口&稲尾岳ビジターセンターが現れます。


正確には登山口では無く、西口登山口へのアプローチへの入り口。
10:00過ぎ、ここからスタート。

ほどなく西口登山口に至り、

西口コースより稲尾岳山頂を目指します。

序盤は清流沿いに登ります、



涼しくて気持ちの良い道。
この清流のはじまり、「川の源」って言うお楽しみスポットを通過すると、
登山道は樹林帯へと移ります。

ほどなく自然石展望台に到着。

眼下には照葉樹林が広がり、目指す枯木岳と稲尾岳のピークが望めます。
展望台以外、景色は開けず、樹林に覆われた登山道をてくてく進むと、
枯木岳三角点。

展望等は無く、コレ↑がひっそりと佇んでるだけ。
先へ。

道は相変わらず開けること無く続き、そうして、

登って来た西口コース、稲尾岳、北口コースが交わる三叉路に到着。
まずは稲尾岳山頂へ向かいます。

アップダウンを経てのほぼ真っすぐな道、
モミの大木や面白い形をした花崗岩などを脇目に通り過ぎ、

山頂、稲尾神社に到着。
展望は無く、低い鳥居が置かれている静かな空間。
辺りを少しだけ散策して、先の三叉路へ戻ります。

途中、大きな花崗岩のカウンター、

ここで昼食。

僕は初のカップヌードルKING。
奥さんは蒙古タンメンの辛いカップラ。

稲尾岳山頂もゲットし、ゴハンも食べ終えたのですが、
ここからが長い道のりでした。

三叉路から北口コースを下ります。
この、北口コースは西口コースよりもなお一層、清流と苔むした雰囲気が味わい良く、



まるで屋久島の深い森を歩いているかの様な、素晴らしい道でした。
杉の植林ゾーンへと道が変わると登山口に近づいた証、

ほどなく、北口登山口へと抜け出ます。

ですが、まだ終わりでは無く、
滝巡りコースより、西口登山口を目指します。
林道を少し歩いて、再び入山。
長い・・・。
正直、下調べもそこそこでしたので、
予想以上の道のアップダウンにけっこー疲れがたまってきました。

現れる滝のマイナスイオンに、

すこぉしだけ癒されつつ歩みを進めます。

「西口登山口まで〇〇〇m」
この標識の数字が減っていくのだけを喜びとし、頭の中は炭酸飲料ガブ飲みしたい、て思いに満たされる。
こんな余裕の無い登山てひさしぶり(笑)
なんか山登りを始めた当初を思い出すなー。


苔むした岩々が西日に照らされる頃、

足元を流れる清流に出合います。
そう、これは西口登山口を登り始めてすぐに出合ったあの清流。
登山口がもうすぐそこである事を知り、喜び、流れる水で顔を洗ってリフレッシュ。

ぴょいっと西口登山口に抜け出てゴール。
なんかすごい達成感。

休憩含めて6時間弱の道のり。
その時間以上になんだかとってもきつかった気がした今回の登山。
下調べをしっかりとして、前もって得た情報と知識を持って登山に臨む、
てのは大事なんだな、と改めて感じた次第でした。
そんな感想もありましたが、とにかく稲尾岳の深い森は素晴らしかったです。
素敵な楽しい山でした。  


Posted by なおさく at 17:00Comments(0)・稲尾岳