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2018年10月16日

遠目木山 嶺の山

分県登山ガイド「鹿児島県の山」を見ていると、
どーにも気になる山のページがあります。
遠目木山・嶺の山です。

甑島。
大きく分けると、上甑島、中甑島、下甑島の、三つの島からなる、
東シナ海に浮かぶ甑島列島。
その、上甑島に位置する、小さな二つの山が、遠目木山と嶺の山。
並んだピークは縦走が出来、
分県登山ガイド「鹿児島県の山」には、同じページで紹介されています。

10年近く前、初めて見たときから気になっていて、
何度か計画を立てては、諸々の事情で計画倒れになっていましたが、
先月、やっと行く事が出来ました。
9月23日から24日にかけて、奥さんと。
遠目木山 嶺の山
と、言う訳で上甑島、里港到着。
早朝に自宅を出発したので、到着は10時前。
チェックインにはまだですが、
まずはホテルに荷物を預けに向かいます。
港のすぐ目の前。
遠目木山 嶺の山
リゾートホテル甑島館へ。
一泊二食付きで温泉完備。
フロントに荷物を預けて、出発。

港からクルっと集落の方に目を向けると、
目指す山が、目に飛び込んできます。
遠目木山 嶺の山
あのピークが遠目木山と峰の山。
一番左のピークが嶺の山で、その右が遠目木山。
真ん中の人工物はなんかのオブジェ。
遠目木山の方が標高が高く、まーそれでも423m。低山です。

鹿児島県の山」には、
「港から登山口まで4㌔あまりあるので、日帰りならタクシーかレンタカーを利用しよう」
と、ありましたが、我々は徒歩で目指します。
1時間くらいかなー、と、集落を呑気にてくてく。
遠目木山 嶺の山
この日は、小中合同の運動会が開催されていて、賑やか。

で。

18分後、

わーぷ。
遠目木山 嶺の山
登山口到着。
ワープって最近の人、言うかね?(恥)

何が起こったかと言うと、
登山名物、逆ヒッチハイクです。
登山口目指して歩いてると、島のツアー会社のワゴンに声をお掛け頂き、
「遠目木山の登山口目指して歩いてるんス」
て伝えると、「じゃー。乗っけてあげますよ」と、ご親切に載せて頂きました。
ほんと、ご親切で、ありがたいかぎり。
人生4度目(全て山で)の逆ヒッチハイク体験。

そんな訳で、難なく登山口に到着できたので、
遠目木山 嶺の山
早速、準備して登り始めます。

登山道はなんの問題も無く、
この時期、まだ茂り気味の道を、
遠目木山 嶺の山
登り進みます。

直登の様な、長めのつづら折り状の道が続き、
山頂近くなると、道は小幅なつづら折りに。
遠目木山 嶺の山
山頂までの距離を示す標識。
登り始めて1時間ほどで、
遠目木山 嶺の山
スルっと山頂到着。
「おや、地味な山頂」と、思いきや、
ノンノン、歩き進んで眼下に広がるのは、
遠目木山 嶺の山
日本有数の、トンボロ地形に並ぶ、里の集落。
を、含む、海と島の、この風景。
これが見たかったんです。
やー、素晴らしー。

因みにトンボロとは▼
海を隔てた島が、沿岸流でできた砂州で結ばれた陸繋島をイタリア語でトンボロといい、
海底や沿岸流によって運ばれた砂や石が、波の作用によって水面上に現れたものです。
薩摩川内観光物産ガイドより

遠目木山 嶺の山
ちょっと目線を移せば、あれは中甑島かなー。
それとは反対、東側を振り向くと、
遠目木山 嶺の山
これから目指す、嶺の山のピークが伺えます。
景色を堪能したら、次はあちらに。

つづく。





 
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遠目木山 嶺の山
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