2019年04月21日
屋久島2019①
今年もまた、屋久島へ行ってきました。
歩いたルートは、湯泊から七五岳へ登り、ミノの小屋跡にて山中泊、
翌日、烏帽子岳へ登り、花之江河へ抜け出、淀川登山口に下山。
そう、湯泊歩道を歩いてきました。
日程は、3月の24-25日にかけて、滞在は26日まで。
今回も独りで。
~day1~
7:45に鹿児島本港を出発。
9:45に宮之浦港に到着。
売店で三岳を買って、10:00発のバスに乗り込む。
11:25、湯泊に到着。
移動の最中はほぼ爆睡。
自宅を5時半くらいに出て、6時間でここまで来れるのはありがたい。
さて、バス停近くから伸びる林道入り口へ向かう。
この日の行程は、湯泊から七五岳へ登り、ミノの小屋跡にて幕営。スケジュールとしては、かつかつで、なかなかの強行軍。
と、言うのも、翌日の天候が芳しく無く、晴れ予報の今日のうちに、なんとか七五岳山頂に辿り着きたいのです。
日暮れに間に合うかな。
でわ、歩き始めます。
破沙岳を望みながら、舗装路をてくてく。
長さ10km、高低差約900mの、湯泊林道。
湯泊歩道入り口に至る、この林道は、数年前の土砂崩れの影響で、大きく崩落した箇所が点在し、一時は通行止めとなっていましたが、現在は下部の方は(あくまでも下部)、修復されていました。
車止めゲートまでは、舗装路が続いています。
標高500m近く、車止めゲートに到着。
時刻は12:35、集落から一時間ほど。
舗装路が続いていたので、登山靴には履き替えず、PatagoniaのAdvocateでここまで来てしまった。
軽くて収納性は良いのだけど、ただのペタ靴なので、無駄に足腰を疲労させた様な気が…。
車止めゲートを越えてからは、噂どおり、荒れた道となっていました。
倒木や崩落した箇所が相次いで出現。
大変な林道でした。
天気も段々と下ってきて、破沙岳にはガスがかかってきました。
今日は晴れの予報だったのになー。
なんだか、先行き不安な気持ちに。
そんな折、ひょっこりチビ鹿さんご登場。
写真を撮ると、ぴょよよーん、て走り去ってしまいましたが、なんとも癒されました。
荒れた、急勾配な道もひと段落、緩やかな道を歩いていると、
辿り着きました、湯泊歩道入り口。
時刻は14:30、約3時間の道のりでした。
ふー。長かった。
一旦、ザックを下ろして、ひと休憩。
すると、これまで曇っていた空から、急に光が差し込んできて、
これから向かう道を照らしだしました。
天気予報通り、やっと晴れた屋久島。
なんか、幸先良いスタート。
それでわ、七五岳目指して。
つづく。