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Posted by naturum at

2019年05月15日

屋久島2019(2回目)②


奥さんと屋久島へ、初日、高盤岳を登り、石塚小屋にてテント泊

~day2~
予定よりだいぶ遅寝、撤収を済ませ、歩き始めたのは6時半。
始終曇り空だった昨日とは打って変わり、予報通り、快晴の朝。

ウキウキで黒味岳を目指します。

7:20、再び花之江河到着、目指すは、あの山頂。

花之江河から奥岳方面へ。
これで、花之江河の四差路(淀川登山口、栗生・湯泊方面、石塚小屋、奥岳方面)全てに進入。
この二日間で。

程なく黒味分かれ。
ここで、奥岳方面への道と、黒味岳山頂へと続く道とに分かれます。

左手へ進み、黒味岳へ、いざ。
重たいザックは、ここでポイッ♪
猿の様にわしわし登り進み、見上げると、

青い空に白い雲、そして黒味岳山頂!
なんとも気分が良い!

さー、森林限界を超え、巨岩の間を縫う様に登り、

さらに近くなった山頂巨岩を見据えつつ、最後、「うんしょ」と大岩をよじ登ってゆくと、

黒味岳山頂、到着。
山頂巨岩の上からは、奥岳の大パノラマが眼前に広がり、胸のすく光景!

永田岳、宮之浦岳。
2015年、花之江河歩道から登った時は、奥岳の山頂にだけ、厚い雲が垂れ込めてしまっていたのですが、今回は、奥岳の山頂も綺麗に見えました。嬉しい!

奥岳パノラマ。
山頂巨岩の先へ行くと、

登って来た、花之江河、そして昨日、登った高盤岳。

高盤岳の先には、3月に登った、七五岳の姿が。
快晴の、素晴らしい大展望を味わって、後ろ髪引かれつつ、山頂を後に。

森に陽が差し込み、気持ちの良い道を下り、10:20、下山完了。
紀元杉から、10:48発のバスに乗り、安房へ。

里に下りたら、ランチ、温泉を楽しみつつバスで移動、宮之浦へ。
宿のチェックインを済ませ、荷物をほどいたら、お出かけ、焼き肉&ビールで打ち上げ。
店を出て、ほろ酔いで歩いた、

宮之浦大橋から臨む景色や、

夕焼けの空が、印象的でした。

ゆっくり休んで、翌日、帰路へ。

おわり。

  


Posted by なおさく at 22:08Comments(3)●屋久島2019黒味岳

2019年05月14日

屋久島2019(2回目)①


3月の終わりに、湯泊歩道を歩いてきたばかりですが、
今月、4日から6日にかけて、また、屋久島に行ってきました。

今回は、奥さんと一緒に。
久しぶりに山中泊をやってみよう、と言う事で、立てたプランは。
1日目:安房着→淀川登山口→高盤岳→石塚小屋泊
2日目:石塚小屋→黒味岳→淀川登山口→下山後、宮之浦泊
3日目:宮之浦港より、帰路へ。
まー、一泊二日かけて、花之江河近辺をうろうろしてきました。

~day1~
安房港には13:05着、13:36発の紀元杉行きバスに乗り、紀元杉へ。
紀元杉バス停より歩いて、淀川登山口へ、到着は15:15。

1カ月ほど前に下って来た道を、今度は登ります。

屋久島の歩道を主に歩いていると、優しく整備された登山道は、足早に駆け抜けてしまいがちですが、この、淀川小屋に至るまでの、森の様相はなかなか見応えがあり、景色を楽しみながら登れました。

こう言う木道も雰囲気があって、これはこれで好きです。

そんなこんなで、小花之江河に到着。

本日目指すピーク、高盤岳の姿も見えます。
遅めのスタートを切ったので、時間が気になります、17時。

10分後、花之江河到着。

前回はここから出てきたのですが、今回はこちらに入ります。
そう、高盤岳へは、花之江河を湯泊歩道側に入り、

そのまま湯泊歩道を下る形で進むと、

10分ほどで左手に取り付きが見えてきます。発見。

テープは分かり易くつけられていて、10分ほど登ると、

到着。あの、トーフ岩のところです。

なのですが…、

あー、もぉー。
岩は近いわ、デカ過ぎるわ、逆光だわ、ガスってるわ、で、結局、何が何だかな写真しか撮れず、でした。

3月に登った、湯泊歩道を、眼下に見るのを楽しみにしていたのですが、このガスで、叶わず。
それでも、、初めてのルートを歩く、ちょっとした冒険を楽しめたのと、あの、トーフ岩に登った、って言う充実感が味わえて満足。

花之江河まで戻ったのは、18時。
右手の木道に沿って、石塚小屋を目指します。

丸太橋を渡ってー、

わしわしと歩き進み、

石塚小屋に着き、適当なとこにテントを張ったら、もう真っ暗でした。
久々にスカイライト登場、3人用テント

久々の山中泊タイムを楽しむ予定でしたが、ゴハンにガっついて、お酒呑んだら奥さんはそっこーで爆睡、疲れたんでしょうね。
この日は曇りのお天気で、空はずっと真っ白だったのですが、明日は晴れ予報、快晴の屋久島を楽しみに、就寝。

つづく


  


Posted by なおさく at 14:43Comments(0)●屋久島2019高盤岳

2019年04月21日

屋久島2019③


湯泊から登りはじめ七五岳へと至った前日。
夜が明け、朝、まずは烏帽子岳を目指します。
~day2~
時計のアラームを無視して遅寝。

撤収が済んだのは7時。ザックをデポし、ミノの小屋跡から烏帽子岳へ。

最初は緩やかに登り、徐々に勾配がきつくなっていくと、一旦、景色が開け、

昨日登った七五岳の姿が見えました。その姿はなんとも言えない迫力で、息を呑む。
分岐から烏帽子岳山頂までは近く、この後ロープ場を何か所か越え、
スルッと抜け出、

烏帽子岳山頂に到着。山頂の大岩と、七五岳。
この日の天候は曇りのち雨。
でしたが、心配していたほど、まだ天候は下っておらず、空に雲は広がってるものの、まぁ、まずまず。

朝の山頂の空気は気持ち良く、シンボリックな大岩を、しげしげと見上げると、なんとも気分上々。
ミノの小屋跡までの道を、満足気に歩き、戻ります。


残すは、花之江河まで、湯泊歩道を歩き通すのみ。

花之江河の標高は1600mほど、標高差100mしか無い道のりですが、
それはそれは、もう、アップダウンの連続で、

ジンネム高盤岳を巻く辺りが、一番、険しく、しんどい道だったかなー。

ミノの小屋跡から2時間近く歩いて、9:42、ワレノ岩屋到着。

おっきな岩屋でしたが、幕営には厳しいかな。
先へ。

道の険しさは一旦、落ち着いてくるのですが、
倒木が折り重なり、先の道がはた目には分からず、ルートファイティングを要する箇所が幾つか。

なので、こんなフラットな道が現れたら、思わず嬉しくなります。
倒木を跨ぎ、沢を越え、歩き続け、

11時。デー太郎岩屋に到着。
ここまで来たら花之江河も近い。
安堵して、休憩。
焼きそばパン食べました。

デー太郎岩屋(と言っても岩屋は無し)に腰を下ろし、パン食べてる時目線。
こんな風景が広がってます。
幕営にも良さそうな、デー太郎岩屋でした。あ、でも、近くに太めの沢が流れてるので、冷え込みは厳しそう。

花之江河が近くなってくると道の様相も幾分、優しめになり、

樹林が途切れた箇所、開けた視界の先には、高盤岳。(このちょっと前に取り付きも見付けました、次、登ってみよ)
近い、もうすぐだ、花之江河。

トンネル状に囲われた、細く続く道をえいえい、歩き進むと、

栗生歩道との分岐。

すぐに、花之江河に抜け出ました。
見知った景色。
長くて険しく、大変だった、湯泊歩道も、ここ迄。
正午過ぎ、篠突く雨が降るなかの、ほぼゴール。

後は、悠々と淀川登山口まで下り、無事に予定通り、山行終了。
紀元杉でバスに乗り、安房へ。

安房の宿にて一泊。
翌朝、帰路へ。

おわり。

  


Posted by なおさく at 14:54Comments(2)●屋久島2019烏帽子岳

2019年04月21日

屋久島2019②



~2016年、栗生の青少年旅行村キャンプ場から見上げた七五岳~

湯泊林道を歩き終え、七五岳目指し湯泊歩道を歩きます。

標高900m付近から七五岳への分岐、1500m付近まで、一気に登る道。

1000m辺りにある、池?。ここもテント張れそうなところ。

池を過ぎると段々と、苔むした風景も現れますが、

原生林の荒れた道を登り上げるのに必死。

荷物の重さと足腰の疲労がしんどい最中、
森に陽が差し込み、

力強い美林に、見とれてしまいます。
そんなこんな、歩道入り口から2時間、
待ち望んだ、

七五岳分岐、到着。
何故か傍らにビールの空き缶が…。

ザックを投げ出し、七五岳への道に入ると、
そこからは、なんかもー、うっひょー!って感じで、無心に山頂を目指している自分がいました。
テンション上がってたんでしょうね。念の為のヘッ電を、持ってくの忘れてるし。
時刻は16:30。

登り返しや、ロープ場、道が不明瞭な箇所もありましたが、
ずんずんと山頂に近づき、最後の岩と岩の間を飛び越え、登ると、

七五岳山頂。
まずは、北側に、奥岳の姿が目に飛び込みます。
永田岳、宮之浦岳、黒味岳の山頂も微かに。
時計周りに目線を動かすと、

ジンネム高盤岳、翌朝に登る烏帽子岳を捉えます。
さらに、時計回りに、南東側には、

もうもうとガスが立ち込み、湯泊の集落や海を隠していました。
ガスの勢いは激しく、

南西の眼下には、雲海が広がるのみ。
自分が今居る、この山頂まで、ガスに飲み込まれてしまうのではないかと、恐怖すら感じました。

あの、山頂に立っている、と言う喜びと充実感。
迫るガスと日暮れ、さらには、来た道をまた辿って戻れるか、と言う不安、
綯い交ぜの気持ちで、山頂のひと時を過ごし、そそくさと山頂を後に。

道を戻る目線の先には、明日登る烏帽子岳がくっきりと大きく。
山頂の岩がほんとに印象的な山だなー。
程なく、分岐に戻り、さらに5分ほど登り進むと、

到着、今日のお宿、ミノの小屋跡。
写真左手、沢へ下りると水場、水量は少な目。
水を汲んで、テントを張ると、

すっかり辺りは、日暮れてました。

つづく
  


Posted by なおさく at 14:52Comments(0)●屋久島2019七五岳