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Posted by naturum at

2013年12月01日

屋久島2013⑤

新しくなった高塚小屋を後にしたらすぐに、

縄文杉に到着。
デッキはやはり人で混み合っていました。
そう、このあたりくらいから、
荒川登山口から縄文杉を見に登ってくる登山者と沢山、すれ違う様になります。

登山道は比較的歩き易い整備された木道が多くなり、
屋久島ガイドブックでよく目にする有名な巨木も続々。

↑コレは夫婦杉、枝が繋がっていて手を繋いでいるよう。





で、ウィルソン株。
人いっぱいでしたが、ここは腰を下ろせるベンチがあるので休憩にもってこい。
チョコ食べて小休止。
休憩後、切り株の中に入って例のハートのアレの撮影に挑戦。

ま、前回撮影したのよりはまだマシかな(^^;)
なかなかハート型に激写できません、また次の機会(^^;)

道は大株歩道へ、ずんずん下ります。

下り切ったらトロッコ道に突入ぅー。
木漏れ日が差し込んでて、ココ歩くの気持ちよかったー。
何より道が平なのが嬉しい限り(^^♪

安房川の渓谷を眺めながらてくてく。

川に架かる橋のド真ん中で、ヤクザルのカップルがイチャイチャちゅう。
脇を通り抜けようとすると、猛烈に威嚇されてなかなかの恐怖体験、
居なくなるまで待機!

ヤクザルカップルに時間を食われながらも、楠川分かれ到着。
ここが、荒川登山口へ下るのと、白谷雲水峡に下るのとの分かれ目。
いざ、白谷雲水峡方面へ。

ここから辻峠までずーっと急登、最後の試練って感じでした。
が、

苔むす岩と落葉との、鮮やかなコントラストに目を奪われたりも。

辻峠到着。
ザックをデポして、

太鼓岩へGO!
さらなる急登を経て、辿り着いた岩の上から見えた景色は・・・、

写真や言葉で表すのが難しいほどの「なんじゃこりゃー!」ってくらいの絶景。
写真中央左、山のてっぺんに突き刺さってる小さな米粒のよーなものは・・・、
ズーム▼

去年登った太忠岳の、天柱石!
もうなんかふなっしーみたいなテンションに。

この後の道は、見どころ満載の下りに、

上手に写真が撮れなかった苔むす森、

んで、くぐり杉をくぐり抜け、

白谷川沿いを下り進むと、

ほどなく白谷雲水峡広場(の横の駐車場)に出て、
今回の屋久島トレッキングの全行程終了、おわり。

白谷雲水峡からでるバスに乗って宮之浦港へ戻り、

窓の汚い(笑)トッピーに乗船、帰宅の途へ。

永田岳をはじめ、本当に感動的な体験を何回もしました。
ドラマチック屋久島、最高のトレッキングでしたー(^^♪

おわり。  


Posted by なおさく at 17:01Comments(4)淀川登山口→白谷雲水峡

2013年11月24日

屋久島2013④

永田岳で感動の体験をした後、焼野三叉路に戻り、

本日の投宿地である新高塚小屋を目指します。

まずのターゲットは平石岩屋、あの岩のこんもりが多分そう。
今回パッキングを若干ミスった奥さん、重くかさばるザックに苦しめられ、

このころになると足取りがやや重め。
でも、背後には翁岳と宮之浦岳。
写真ではガスがかかってますが、たまに振り向くとガスが無く綺麗に見えたりもして、
雄大な景色にちょっと元気を貰えてた模様。

なんとか無事、平石岩屋通過。
風とガスが強くて風景を楽しむ事も無く、先を急ぎます。

平石岩屋を過ぎた辺りからは、登山道の雰囲気に、グっと森感が出てきます。

ミストの様な雨が、
歩いてる間中、絶えず空気を濡らしているのですが、
濡れた木々や根が、屋久島の森の雰囲気をよりソレっぽく高めてくれます。

あ、あの尻は!?

そう、ヤクシカです。
全然人を恐れないんですよねー、慣れてるのかなー。
なんか「そーとーな近視らしくって人が近くに居ても気付かないらしい」
って説を以前に、屋久島のタクシーの運転手さんから聞いたこともあります。

そんなこんな、雨にけぶる森を愉しみながら進み、

この、木の階段に辿り着いたら、新高塚小屋ももうすぐ。

急な下りを最後やっつけたら、

新高塚小屋到着。
そこは、ガイドを複数連れた団体登山ツアーの皆様でごった返してました。
なので、デッキにはテント張るスペース無く、仕方無く通路にテント設営。

テント越しに見えるデッキには沢山のテント。

人が多くてけっこー騒がしい雰囲気の新高塚小屋でした。
んで、我々も休息の時間に突入。
寒くなってきてたので、ホットワインとポタージュスープで乾杯。

セブンのカレー食べたりなんだりして早々と就寝。

zzz・・・、

んで、朝。
4時。

皆もそもそと起きだし撤収作業開始。

ヘッ電の明かりを頼りに、我々も出発準備完了!
まずの目的地は、

新高塚小屋!
うむ!
30m先なり(笑)

30秒後、無事到着!
小屋の脇を抜けて、次は取り敢えず高塚小屋を目指すなり~。

平石岩屋を過ぎた辺りから、高塚小屋くらいまでの森は、
屋久島奥岳のなかでも、原生林の深々とした森の雰囲気が存分に楽しめる、
一番のスポットだと思います。

そんな、奥深く味わいのある朝の森を黙々と進みます。

頭上を仰ぎ見ると、枝がすごい杉。

森々とした、静かな道が気持ち良かったです。

木の根や幹にはった苔が、朝の光に照らされたらすごい綺麗。







奥岳の深い森の、朝の散歩はとても贅沢な時間でした。

で、高塚小屋到着。
ヒメシャラの木立に包まれた素敵なところ、いつかここにも泊まってみたいなー。

そして、この度新しく建て替えられた高塚小屋。
真新しく目を引きました。
ズーム▼

中も外もなんか凄そうでしたよー。

さて、今回の奥岳縦走のゴールは白谷雲水峡、
先を急ぎます。

つづく。  


Posted by なおさく at 12:12Comments(0)淀川登山口→白谷雲水峡

2013年11月19日

屋久島2013③

激ガスの宮之浦岳山頂を後にし、焼野三叉路へ下ります。

この後、永田岳に向かう予定だったのですが、この天候だと景色は望めそうになかったので、
「んじゃ、端折りますかー時間もおしてるしー」って夫婦会議してる最中、
周囲の登山者らからどよめきと歓声が!
何が起こったかとゆーと、
これまで、ガスでその姿すら拝むことが出来なかった永田岳、

ですがこの時、ガスが一瞬のうちに晴れ、その姿を見せはじめたのです。
そらーもー皆さん「やべー、やべー」言っておられました。

我々も「やべー、やべー」言いながら一路、焼野三叉路を目指します。
その下りの最中にもガスは薄くなり、永田岳の姿はよりクリアーに。
こりゃ、行くしかないでしょー!永田岳!
そう息巻いた次の瞬間、

再びガスのベールが永田岳を覆い始めます凄いスピードで。
うーん、こりゃダメか永田岳、やっぱ登らず端折ろうかしら。
時間の都合もあるので、行くか行かまいか、悩むところ。
取り敢えず焼野三叉路目指し道を急ぎ進みます。
で、ふと、永田岳を見上げてみると・・・、

ぱっかーん!
あら、うっそーん、マージでー。
もーよく分かんないんで取り敢えず登りますかと決め、永田岳に向かいGO!GO!する事に。

焼野三叉路付近でふざけている頃の永田岳はこんな、また少しガスがではじめてます。

焼野三叉路到着、一路、永田岳へ!

ザックはデポったのですいすいうひょうひょ。

それにしても素晴らしい眺め、ガスも無く順調、
あのピークに、徐々に近づくセヨ。

ところがどっこい、取り付きはじめた辺りから山頂からガスが垂れ込み始めます。

目指す山頂は霧のなか。

山頂目前、木段を登り、

直下の大岩をロープでよじ登り、

辿り着いた山頂は、3年前登った時と同様、真っ白の世界…。
ガスまみれ。
「待っていればガス晴れるかも」
と、諦め悪くうだうだ岩の上で待っていると…。

白一色だった中空に突如、青い空が現れ、

空の青とガスと雲の白が、ダイナミックなスピードで移動をはじめ、

強く吹く風が、山腹を覆っていたガスを薙ぎ払い、

素晴らし過ぎる景観が、我々の目の前に姿を現しました。

北面に視界を移すと障子岳の、紅葉した見事な岸壁。

そして何よりも、
正面には先ほど登った宮之浦岳の、その雄大な姿がどーん!
「こーりゃ、やーべー」
と、宮之浦岳の姿にうっとりした次の瞬間、

今度はガスが勢いよくうねり、視界を奪います。
辺り一面真っ白の世界に逆戻り。

「もう一回!」

願いつつまた暫し待っていると…、

再び空が現れ・・・、
ガスが猛スピードで流されてゆき・・・、

綺麗だよ!宮之浦岳!
さっきよりも、一層、クリアーに晴れ渡った空と景色が眼前に広がりました。

うっとりもうっとり、素晴らしい体験を得ることが出来た永田岳山頂。
ドラマチック永田岳。

で、下山。
グッバイ永田岳山頂。

焼野三叉路にザック取りに帰る途中、目指す先を見やると、

宮之浦岳の山腹から続くその先の平石岩屋、さらに先にはうっすらと坊主岩まで確認できます。
あの稜線を全部歩きます。

ズーム。

つづく。  


Posted by なおさく at 19:12Comments(3)淀川登山口→白谷雲水峡

2013年11月15日

屋久島2013②

4日、午前5時。
予約しといたタクシーに乗り込み淀川登山口へ。

50分ほどで到着。
マイクロバスで来た団体さんや、我々の様なタクシー利用客、
登山口は人でごった返していました。

ちゃっちゃと登山届を(順番待って)書いて出発。

まだ暗く、ヘッ電の明かりを頼りに黙々と進みます。

あっとゆー間に淀川小屋、ザックを降ろしてひと休憩。

この辺はまだ暑さも感じるほどでした。

小屋すぐ傍に架かる歩道橋から見える淀川、水が澄んでいてとても綺麗。

夜も完全に明け、明るくなった登山道をGO。

朝もやにけぶる奥岳の木々。

小花之江河も近くなってくると、所々景色も開けます。

そんなしてたら小花之江河に到着。

ガスがでていて、高盤岳山頂のトーフ岩は見えず。
木道を渡り、捻じれた白骨樹を見て先へ。

紅葉した濡れた落ち葉。

んで、花之江可到着。
ガイド連れの登山客が多く、ガイドさんの説明の声が響いてました。
為になる話を盗み聞き(笑)

花之江河を過ぎた辺りから、
お約束かのよーにガスが濃くなり霧雨に覆われます。

投石平もこんな、ガスで真っ白。
3年前に来たときは、ここでお弁当休憩タイムだったのですが今回はスルー。
ここは晴れてて欲しかったなー、残念。

岩屋、やっぱおっきいッス。

ガスに包まれた登山道をさらに先へ。
ロープ場なども多くなり、なかなかタフな道が続きます。

そんななか、
目に付くのは登山道に滔々と溢れ流れる水、水、水。

足元には絶えず水が流れ、溜り、屋久島が水の島だと言うことを思い知らされます。

道は、両脇をヤクザサに覆われた木道に。
長く狭い木道歩き。

山頂も近くなってくると、本来なら緑と花崗岩の景色が楽しめるのですが、

ガスに包まれ真っ白。

おや気付けばもう栗生岳。

大きな岩の間を抜け、

ガスに包まれた中空を背にひたすら登り続けると・・・、

宮之浦岳のピークに到着。
景色はゼロ、ガスまみれ(^^;)

人はなかなか多く、混み合っていました。

宮之浦岳、今回もガスまみれ登頂となりちょっと残念(泣)
またいつか。
チョコとチーズを頬張り、焼野三叉路へ降ります。

つづく。  


Posted by なおさく at 19:45Comments(2)淀川登山口→白谷雲水峡