2018年12月28日
大金峰 小金峰
18日、早朝。
佐倉荘を後にし、大金峰登山口へ。
6:30頃到着。
大金峰の標高は1396m、小金峰が1377m。
この登山口の標高は、1100mくらい。
緩やかなアップダウンを経て、山頂へと向かう事になります。
では、準備を整えて、7時くらい、登山開始。
道は整備されていて、テープ、標識も多いです。
植生は、クマザサと杉の植林が殆ど。
冷え込んだ朝、つららが出来てました。
杉のなかに、力強く生える木、なんて木だろー。
登山口から少し、登り進んでゆくと、林道に出合います。
この、大金峰 小金峰の登山道は、
杉の伐採用の作業道と、登山道が入り組んで出来ています。
登山道に交差する作業道、
作業道から登山道への取り付きを見逃したり、探したりする場面が何度かあり、
この後も何度か登場する作業道には、辟易しました。
標識は随所にあるので、
しっかり歩いていれば迷う事は無いと思います。
水色と黒色のコントラストが印象的な標識でした。
登り進んでゆくと、足元に霜柱が。
さらに進むと、雪がうっすらと。
九州南部の山にも、季節の移ろいがやってくるのを見てとれて、
「あー、冬の山に登ってるんだなぁ」などと、独りごちる。
登りはじめて1時間弱、小金峰との分岐に到着。
ここから大金峰へと向かいます。
少しの急登を経て、
大金峰到着。
雪化粧の山頂でした。
段々と朝陽も登って来て、気持ちの良い山頂。
で、ひと休憩。
職場にいつも持ってってる、THERMOSボトル。
寒かろうと思って、温かいシナモンティーを煎れて山にも持って来てみました。
温かい飲み物が染みて、それはそれは美味しかったです。
まずは、の目標、大金峰の山頂を踏んで、
次は小金峰を目指します。
陽も昇って来て、無色の世界から、山に色が付き始める時間に。
気持ち良く、縦走路を進みます。
道には、依然、雪がうっすらと。
クマザサの葉にも雪。
これが厄介で、両脇をクマザサに囲まれた狭い道など通ると、
この雪を被る事になり、ただでさえ寒い、冬の山で、
シェルを冷たく濡らしてしまいます。
大変。
と、思いきや!
この日の僕は、MILLETのティフォン50000
高い防水性と透湿性を兼ね備えた、
雨でも晴れでもイケる、昨今、話題の、テクニカルウェア。
こんなシーンでも安心。でへ。
さて、そんなこんな、なだらかな道を進み、
攻分岐。
色んな登山口や分岐があって、脊梁は面白いなー。
いつかは山中泊で、縦走とかしてみたいなー。
まだ経験と勉強が不十分だけど(汗)
で、また作業道。
ここから登山道への取り付きを見逃して、
暫く作業道を歩き続けてしまいました。
こーゆーのが、ほんとトホホ・・・。
因みにこれは振り返って取った写真。
大金峰から1時間半ほど、小金峰分岐に到着。
ここから山頂まではすぐ。
で、到着、小金峰。

SUUNTO CORE All Black
スント コア オールブラックで、時刻を確認!
うむ!
そこまでは開けて無い山頂でしたが、
天気も良く、青空も見れて、気持ちいいー。

さーて、山頂カップラだ。
エバニューのチタンウルトラライトクッカー深型で、
湯を沸かすぞー。

今回はちゃんと、エバニューの分割できる箸を持って来たので、
京丈山の時みたいに木の枝で食べる事故は回避できました。
この、エバニューの箸は、もう10年もので、現在は廃盤みたい。
山頂を満喫したら、ピストン開始。
途中、作業道から登山道への取り付きをまた見過ごし。
登りと目線が違うからうっかりしたけど、
この、登山道に交差する作業道はやっかいだったなー。
で、小金峰山頂から2時間ほど、11時半くらい。

下山完了。
下山後、投げ出したラ・スポルティバのトランゴハイクGTXは、
もう加水分解が始まっている、いつまで履けるかな。
こちらも今はもう廃盤で、トランゴTRK GTXってモデルが後継かな。
宿に前泊して早朝より、登山。
なかなか良い、贅沢な時間を過ごす事が出来ました。
大金峰 小金峰のルートはなだらかで気持ち良く。
脊梁の山々、もっと歩いてみたいなー。
おわり。
※因みに、ギアをたくさん載せると検索ヒット数が上がるらしい、と聞いたので、今回、強引に手持ちのギアを色々とブっ込んでみました。
2018年12月26日
佐倉荘
屋久島に行こうと連休を用意していたのですが、
初日の天候が悪く、残念ながら断念。
せっかく取った連休、何もしないのもなんなので、
京丈山に引き続き、また、脊梁に行ってみる事にしました。
日帰りでもぎりぎり行けるのですが、宿に前泊して、
余裕のある日程で、大金峰 小金峰を縦走してみる事に。
と、言う訳で、17日のお昼過ぎ、五家荘に向けて、
出発。
トラベル用のザックと、登山用のザック、で荷物を分けてみました。
どちらもホグロフス。
VIDE MEDIUMには登山グッズ、CORKER MEDIUMにトラベルグッズを。
道は登山口まで、京丈山に登った時とほぼ同じ。
国道445号線をグイグイ進んで、
途中、五家荘にある宿、佐倉荘にチェックイン。
17時ごろ到着。
山深いロケーションに佇む古民家、本日のお宿。
なかはこんな▼感じ。
雰囲気たっぷり。
部屋はこんな▼感じ。
それにしても、寒い。
廊下など、吐く息が白いほど。
せっかくなんで着てみました。
夕飯にはまだ時間があったので、お風呂に。
温泉では無いのですが、清流の水を湛えた檜風呂。
独り占めで入れます。
お風呂を楽しんで、ほど良いタイミングで夕飯にお呼ばれ。
食堂で頂きます。
自然の恵みをふんだんに取り入れた、
たいへん美味しいお料理がたーっぷり。
写真以外にも続々と料理が運ばれ、大満足。
ビールと米焼酎も頂きました。
TVには、平家の伝説を描いたアニメ。
そう、ここ五家荘は平家の里。
ひとしきり食べて、
「部屋でも呑みたいから焼酎くらはい」
と女将さんに所望したら、
「つまみにどーぞ」と、ビニール袋に入ったお漬物まで頂きました。
写ってる手ぬぐいは、明日、大金峰 小金峰に登る事を伝えたら、
女将さんから頂いた、大金峰手ぬぐい。
因みに大金峰 小金峰は、
おおがなみね こがなみね、とも読むみたいです。
そんなこんなで、しっぽりとお湯割りを呑みつつ、
気持ち良く床に就きました。
翌日、早朝より、大金峰登山口へ。
それにしても、独り宿で静かに過ごす時間は、
贅沢でなかなか良かったなー。
つづく。
2018年12月12日
京丈山
最近の日帰り登山は、県内の山を主に登ってましたが、
たまには足を伸ばしてみよーと、脊梁の山に向かってみました。
と、言う訳で先月、11月30日、独り京丈山へ。
脊梁のなかから、なぜ、京丈山かと言うと、
単に名前がかっこよくて、
「京丈山をハチケン谷から登った」って、言ってみたかったからです。
と、言う訳で、幾つかあるルートのなかから、
ハチケン谷から登ってみました。
霧島からだと、アクセスもそこまで遠くなく、
人吉で高速を降りて、あさぎり町を抜け国道445号線へ、
五木村、五家荘と445号線を登り、
二本杉峠間近、右手に「京丈山登山口」の看板あり、
右折して暫く林道を行くと、
ありました、ハチケン谷登山口。
近くに、車を停めるスペースあり。
ゲートの脇から続く林道を歩きます。
10時スタート。
京丈山の標高は1472.5m、登山口標高は950mくらい。
ハチケン谷からのコース前半は、
この、林道歩き。
最後の方はススキが林道脇を囲み、
やっとこさ、登山口到着。
先のハチケン谷登山口は、
正確には、登山口への入り口だった様です。
登山道に入ると、一帯、杉の植林地。
それを縫う様に登り進むと、
雁俣山との縦走路出合い。
標識あり。
進路は東へ。
杉の植林地と自然林との境目が、登山道。
左手の自然林、なんて木だろー。
この、尾根を乗り越すと今度は、
苔むした石灰岩の露頭が織りなす、
なんとも見応えのある、景観が広がります。
一気にテンションが上がります。
これは来た甲斐あるわー、すてきー。
一旦、ふつー過ぎる林道出合いに抜け、
また石灰岩の道を進みます。
鹿避けネットが見えてきたら山頂近し。
平家山縦走路の出合いぶち当たり、
矢印とは逆の方、西に進むと、
見えてきました。
京丈山山頂到着。
時刻は11時半、登り90分。
ひんやりとした空気が気持ち良い、山頂。
バーナーでお湯を沸かしてカップラ食べて、
と、思ったらフォークとか箸とか持ってくるの忘れてて、
生まれて初めて木の枝でカップラ食べました。
でも美味しかった。
では、下山。
ピストンでハチケン谷に戻ったのは13時過ぎ。
往復3時間の楽しい山行でした。
いろいろ調べるといろいろ面白いなー、脊梁。
暫くはまりそうな予感。