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Posted by naturum at

2014年10月28日

祖母山-障子岳-古祖母山②

祖母山頂で凄い景色を堪能したら、
次のピーク目標、障子岳を目指して、
黒金尾根コース方面へ下ります。

祖母山頂直下は梯子だらけの急な岩場の連続、

これらを慎重に下り切ってー、
振り返ってみるとー、

山頂とその直下の急な岩場。
あそこから下りてきたのかー。

それにしても早朝の、
静かな祖母山系の散歩はほんとーに気持ち良いー。
唯一聞こえるのは時折こだまする鹿の嘶きのみ。
因みに、この日は最後まで静かで、
下山するまで人っ子一人誰とも出会うことありませんでした。

道は、祖母傾名物、熊笹のもさもさロードへ突入。
天狗岩が存在感を放ってます。

ほどなく、天狗ノ分かれ到着。
祖母傾縦走路と黒金尾根コースとの分岐、

コレを古祖母方面へ。

途中にあった木が死んでるゾーン、
コレなんでこんななってるのかなー?

で、さらに進んで障子岳山頂直下にド派手な崩落箇所が。
帰って調べてみたら、今年の夏前くらいに崩落したらしいです。

この崩落箇所を巻いて山頂に至ると、
山頂周辺は鹿避けのフェンスで囲われてました。
フェンスの扉部分を開けて(紐で括ってある)、

障子岳山頂、到着。
今回の縦走のちょうど中間地点、
天狗ノ分かれからここまでは熊笹に覆われた細い登りが多く、
なかなか疲れる道のりでした。

で、前方には次に目指す古祖母が。

振り返ると少し前にそこに居た祖母山。
いままでとこれからの道程を、
「うむ!確認した!」
て気分になって、

よっしゃ次いこー。

痩せ尾根を一旦下ってると、

目の前には次に目指す古祖母山とそこまでの稜線がありありと、
うーん、長いな…(^^;)

再度現れた木が死んでるゾーン、
ほんとコレなんなんだろーなー。

障子岳⇔古祖母の道は祖母⇔障子岳の道に比べると幾分お優し目。
なだらか目な道をてくてく行ってると、
紅葉した落ち葉の道に、

その頭上。
紅葉と緑、それと真っ青な青空が、
とても綺麗なコントラストとなっていたこの時期の祖母傾山系でした。
自然美にうっとりほっこり(^^♪

道は段々と細くなり、

これを登り切れば山頂かな、

と思わせる細い登り道をゆくと、古祖母山頂に到着。
「ふー、後は下って降りるだけ」
最後のピークを踏んで一安心。

先に続く稜線を確認して、

尾平越目指して下山。
このままずーっと行けば傾山かー。
いつかはと憧れる祖母傾の縦走に思いを馳せつつも、
「でも、今日はもー帰ろーっと、うっひょー♪」
な気分。

古祖母山頂を下りてすぐ、
祖母からここまで、歩いた稜線が全部見えました。

暫く下ると、
「うっひょー♪」な気分に水を差す、

切り立ったルンゼ…(^^;)
慎重に梯子伝いに下りつつ、緩んだ気を引き締め直します。

尾平越も近づいてくると道の傾斜は緩やかに。

ブナやミズナラの気が生い茂る気持ち良い道、
ここからもーほんの少しで尾平越。
そこからトンネル方面へ、ちゃらっと30分ほどで下山してゴール、
の予定だったんですがー・・・。

つづく。

  


Posted by なおさく at 19:35Comments(0)●祖母傾

2014年10月24日

祖母山-障子岳-古祖母山➀

19日-20日にかけて、祖母山-障子岳-古祖母山を縦走してきました。
奥さんはUSJに行ったので今回はソロで。

実ははじめての単独テント泊山行、ドキドキ。

今回のコースは
祖母山尾平登山口から宮原コースで祖母山登って、
祖母山頂から障子岳、古祖母山と縦走、
尾平越からトンネル登山口に下山、
デポしといたチャリで尾平トンネル-祖母山尾平登山口へ、
とゆー、祖母傾山系ぷち周回コース。

高千穂経由で尾平方面へゴー。

まずは、尾平トンネル南側(宮崎県側)登山口にチャリをデポ。
当初の予定では北側(大分県側)にデポする予定だったのですが、
行ってみたら北側登山口は登山道崩落の為使用禁止、
ほんじゃこっからは下りられないな、ってことで戻って南側登山口にデポ、
と相成りました。

尾平トンネルからくねくね道を暫くゆくと、尾平登山口に到着。
3年前黒金尾根コースで登ったときもここからでしたー。

登山届を記入して、
奥岳川沿いにテクテクゆくと・・・、

祖母山系のピークや岩峰がどっすーん。
どれがどれだっけー?(^^;)

で、ほどなく、宮原と黒金尾根との分岐に到着。

宮原コースに向かうにはあの黄色い吊り橋へ向かい、渡ります。
黒金尾根に向かうには下へ、黒いにょろにょろの方へ。

まずは障子岩、祖母山の分岐路となっている宮原分岐を目指し、登ります

登山道は樹林帯が主、
土から露出した木の根や岩を超えつつの登りが続きます。

途中で見つけた面白い形のヒメシャラ。

けっこー急な登りが延々だらだらと続き、
重いザックを背負って登り進むと汗吹きまくり、なかなかしんどかったでした(^^;)

「やっと!」って感じで宮原に到着。
向かって左手に進むと馬の背を経て祖母山頂へ。
右は大障子から続く登山道、いつか大障子岩も登りたいなー。

西日が傾く頃に差し掛かり、日差しが強烈。
晴天は嬉しいのですが、
お蔭で馬の背を望む写真は超逆光となりからっきしでした(^^;)
なので、馬の背の写真は割愛(^^;)
馬の背"から"の景色は綺麗に撮れました。
パノラマ(クリックで拡大)

右端、木に隠れてるあたりに祖母山、そっから障子岳、
中央のピークが古祖母山、ヘッ込んでるあたりが尾平越しで、
そっから本谷山、笠松山と続き、
いちばん左端の、雲でドス黒くなってるのが傾山(たぶん、ちがうかな?(^^;))。

馬の背を過ぎるとすぐに、テン場に到着。
時刻は16時ちょうど、
12時過ぎに登ったので思ったより早く着いて一安心。
時間も遅いし疲れたし、今日は山頂まで行かずここで幕営。

左の茂みの切り込みは水場へと続く道、

綺麗な水場でお水を調達。

今回持って行った食料たち。
初めての単独だったので、なに持ってって食べるか悩んだのですが、
万が一の遭難をテーマに、非常食っぽいものを2-3日もつかな?分くらい担いでってみました。
夜に食べたのはミネストローネとスパムとバゲット。
ミネストローネは3人分て書いてたしスパムは1缶600kcalだし、お腹大満足(^^♪
グランシュッドのシャルドネはペットボトルなので山行には持ってこい、
1lも入ってるけどー(笑)
これらに加えて保冷剤入りで缶ビール3本、そりゃザック重いわ・・・(*_*)
独り宴会を執り行って、
zzz・・・。

翌朝、

空は生憎ながらもやーん、としてました。
ちょっとヘコみつつも気をしっかり持って撤収、
時刻は6時くらい。

9合目小屋はQ合目小屋なんですね(笑)
しかも「屋」と「や」がいっしょくたに⁉

道は祖母山名物熊笹ロード、

ロードを登り切るとー・・・、









どやねん!
って言わんばかりの、号泣ものの展望が朝陽を浴びて待っててくれていました。
祖母傾の山々の連なりを、貸切の山頂で味わい尽くす、贅沢すぎる時間!(^^)!

感動の(心の)涙を拭ったら、

あの古祖母山を目指してこの稜線をあるいて、ゴー。

つづく。  


Posted by なおさく at 18:40Comments(3)●祖母傾

2013年05月19日

傾山(後編)

無事に山頂に到着後、三ツ尾への下山開始。

標識が多く、道は分かり易いです。

出ました「危険です」の看板。
以前、登りの時同じ看板を見かけたけど、下りにも設置されてるんですねー。
脅されます^^;

看板を通り過ぎるとすぐに、こんな↑絶壁側の恐怖岩場出現。
ここ下るの怖かったー^^;

そーこーしてるとこのコースのメイディッシュ、吉作落としをキャッチ!
前回は激ガスのお陰で拝める事が出来なかったのですが、
今回は、念願叶って吉作落としをこの目で見る事が出来ました^^

因みに吉作落としを10倍楽しめる動画がコレです。
この昔話に心奪われていた我々には最高のごちそうとなりました^^

吉作落としと並んで我々を楽しませてくれたのがアケボノツツジ。

岩峰のなかに咲くピンクの花々が目にも鮮やかに飛び込んできて、

それはそれはほっこり癒されました^^

んで、三ツ坊主。
こんな、迫力の絶景も楽しみつつ下ってゆくと、

登山道の様子は徐々にゆるやかな樹林帯へと。

やがて分岐に到着、これを上畑方面へ。

木々の茂った長い下りを延々と進みます、
この辺りではお花や岩の興奮も冷め、「下りなげー、だりー」モード全開。

観音滝上流にまで辿り着くと登山口も近くなってきた証し、
清い水の流れにダレた気分もほぐされます。

で、再度飛び込んだ樹林帯、その新緑の迫力に感動。
密集した木々の鮮やかな緑が日に照らされ透けてて、とっても素晴らしかったんです。
うちのデジカメで撮った写真じゃ全然伝わらないなー^^;

そんな感じで最後まで岩と原生林の織り成す自然の風景をたっぷり楽しみ、
ぴょっこりと登山口である豊栄鉱山跡へ抜け出ます。

お馴染みの青いペンキの鉄橋を渡り、

振り返ると三ツ坊主がでーん。
無事一泊二日の傾山登山も終了ー。

お天気も大変良くて、本当に楽しめた今回のトレッキング。
傾山はとても楽しいとこでした^^

おわり  


Posted by なおさく at 13:08Comments(2)●祖母傾九折越-傾山-三つ坊主

2013年05月12日

傾山(中編)

二日目、ちゃらっと撤収を済ませ、傾山頂を目指し九折越を早朝に出発。

まずは、朝日まぶしいなだらかな登山道をテクテクと行きます。

徐々に道が細くなり傾斜もきつくなってゆくと、

本傾、後傾で形成された巨大猫耳が出現、かわえー(笑)

この辺りからは高度感も感じられるようになり、

来た道を振り返ると祖母-傾縦走路の絶景がドーン!て感じ。
朝の冷たく気持ち良い空気と相まって、ホントたまんねーって気分に浸れます。

絶景を背後に感じながら岩をよじよじしてー、

たまに振り返るとまたドーン!
「うーひょー」とか言いつつルンルン♪で登り進んでると、

後傾に到達、目指す山頂、本傾の岩峰がもー眼前に。

一旦、鞍部に下りて、

分岐を越えー、

緩やかに登るとー、

山頂に到着ー。

空気が澄んでて景色キレイかったー。
望める山々が織り成す、雄大な風景が最高でした。

で、山頂を堪能して下山の途へ、

先ほどの分岐まで下り、大白谷方面へ。
三ツ尾からの下山を目指します。

後編へつづく。  


Posted by なおさく at 15:02Comments(2)●祖母傾九折越-傾山-三つ坊主