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Posted by naturum at

2016年06月11日

白山-御岳(縦走路編)

白山-御岳縦走、まずは白山の山頂を踏み
続いて横岳を目指します。

横岳の山頂を望みつつ、しげしげの縦走路をゆくと、

32番分岐、白山林道へ下る道と、白山⇔横岳登山道が交わるところ。
猿ヶ城や大野原林道方面へ向かう際はここから。

んで、09:47
さっくり横岳山頂到着。
前方に見えるこんもりが次に目指すピーク、平岳。

一休憩して先へ、
この後は、平岳、二子岳その➀、二子岳その②、妻岳、御岳、とピークが続きます。
まずは平岳へと。

横岳を平岳方面へ下ると、

すぐに33番分岐。
この分岐は高塚林道上にある、22番分岐へと繋がってます。
6年前に御岳-横岳間を縦走した際はこの分岐から高塚林道に下り、御岳登山口まで歩きました。

で、10:06。
平岳山頂に到着。
展望等は無く、樹林に被われた登山道脇に山頂の標柱。
さーっと通り過ぎます。

御岳方面から平岳への取り付き付近、
6年前は崩落地をロープ伝いに横切る怖い所があったのですが、
今は巻き道が作られ、崩落地へはトラロープが張られ通行止めとなっていました。

奥の木々が無いところが崩落地部分。
以前はあそこ歩いてったなー。

縦走路も、道はしっかり付いていて、
道迷いの心配も無く、さくさく歩いてゆけます。

道の様子は次第に、
この、背の低い草(名前なんて言うんだろ)に足元を被われてゆきます。

緩やかな登りを経て、
10:38、二子岳その①到着。
こちらも展望は無く、登山道脇に山頂標識のみ。

7分後、10:45、
二子岳その②。

天候は次第に崩れ、ミストの様な小雨とガスが、辺りを包み込みます。
おまけに、足元の背の低い草の密生度も増してきて、なんだかなーもー。

あんだけとんがった山容のピークなので、それもその筈なのですが、
妻岳山頂への道は急登。

10:59、妻岳山頂に到着。
周囲はガスまみれ、展望は無し。

天候も悪くなってきているので、先を急ぎます。
「妻岳分岐まで15分」とあり、そんな近いんだー、っと嬉しくなります。

あんだけとんがった山容のピークなので、それもその筈なのですが、
妻岳山頂から御岳方面への道も、急な下りから。

下って11:17、妻岳分岐に到着。
ここは先月の御岳-大篦柄岳縦走の際にも通過したところ。
その際は、ここをスマン峠、大篦柄岳方面へ。
今回は[妻岳⇒]の標識が指す奥の道からここに至りました。

残るピークは御岳のみ。
なのですが、妻岳分岐から御岳までの道のりは勾配のきつい登りが続き、なかなか大変。
御岳-大箆柄岳ピストンの際も、ここで苦労した記憶が。

11:36、御岳山頂到着。
妻岳分岐より時間にして20分ほどですが、割にしんどい道でした。
そして天候はさらに悪化。
独立峰の様に聳え立つ御岳山頂は、風が強く吹き付けてきます。
雨にも降られてるので長居は無理。
そそくさと山頂を後に、下山。

下山も終わる頃、御岳5合目登山口付近、
天候が良ければここから鳴之尾牧場が綺麗に見えるのですが、今日は真っ白け。
結局、御岳5合目登山口に到着したのは12:17。
白山登山口を07:30に出発して、約4時間半の縦走となりました。
晴天から始まり、どす曇りの激ガスへと天候の変化はありましたが、
高隈山の各ピークを次々と歩き繋ぐ、楽しい縦走でした。
さて、この後は長い林道歩き。

つづく。  


Posted by なおさく at 19:19Comments(0)●高隈山白山-御岳

2016年06月02日

白山-御岳(白山編)

県内本土にあり、気軽に縦走を楽しめる高隈山地。
山域をぐるりと取り囲む様に付けられた林道や、縦走路各所に設けられた分岐を使って、
色んな縦走パターンが組めるので、最近ハマってます。

と、言う訳で5月24日、また高隈山へ。

今回の縦走は白山から御岳まで。
復路は稜線を戻らず、御岳5合目登山口より伸びる鳴之尾林道、高塚林道、白山林道を歩き、
白山林道と交差する白山登山道より下山するコース。

白山へは初めてだったので、登山口まで辿り着けるかドキドキ。
垂水カントリー倶楽部を左手に通り過ぎ、やがて見えてくる白山林道基点の看板の方向、左斜めへ、
そのまま主道を道なりにくねくね行くと、

07:29
白山登山口入り口に到着。
この先も車で行けるようでしたが、道路脇の草むらに車を駐め、

しゅっぱつ。

舗装路を進むと、登山口へ。

登山口を過ぎると道は登山道へ。
テープも程よく付けられており、踏み跡も明瞭。

↑こーゆー道標が登山道各所に立てられてて、山頂にある白山神社までの距離の目安に便利。

登りはじめてから20分ほど、登山道を横切る小さな林道に出合います。
この林道は地図にも無く、どこに繋がってるか不明。
写真左手から抜け出、写真右手に、

登り入ります。

相変わらず明瞭な道を辿り、登り進むと、

また、林道に抜け出ます。
これが白山林道。
御岳5合目登山口から鳴之尾林道-高塚林道を経て、
写真奥に続く道から、ここに戻ってくる予定。
因みに、この白山林道は猿ヶ城分岐を経て、大野原林道に接続されます。

逆方向から。
こーゆー目線で帰ってくるはず。

とりあえず白山山頂を目指します。
再び登山道へ。

この日、午前中は天気が良く、
朝の陽射しや、

木々の緑を、気持ち良く楽しみながら歩けました。

白山神社、山頂へと続くこの登山道は、ロープ場や岩場などは無く、歩き易い優しい道、

登りはじめて1時間弱、08:24。
ほどなく、白山神社が見えてきました。
深い緑に囲まれ、後光差す鳥居や社殿からは、なんとも厳かな雰囲気が感じられ、思わずお詣り。
そして神社から右手にゆくと、

するっと白山山頂に到着。
山頂は、広場の様になっていてベンチも設けられてました。
白山だけのピストンならファミリー登山に良さそう。
展望が開けているのは西側。

垂水の市街や錦江湾が望めました。

ベンチで一休憩したら次は横岳へ。
神社まで下り、山頂とは逆、左手に進みます。

白山-横岳間の縦走路は荒れている、との情報もネット等で見かけていたので、
ドキドキしていたのですが、歩いてみると安心快適。

テープも短い間隔で付けられいて、道もしっかりとしていました。

さくさく歩いて09:14、
白山-横岳縦走路と、横岳登山道が交わる、31番分岐に到着。
ここは先日の横岳ピストンの際にも通過したので、
これより先は既知ルート、ほっとひと安心。
横岳山頂までももうちょっと。

つづく
  


Posted by なおさく at 19:25Comments(0)●高隈山白山-御岳

2016年04月17日

横岳

今月初めに行った
高隈山、御岳から大篦柄岳までの交差縦走が歩き応えあり、楽しかったので、
15日、今度は御岳から横岳までの、南部縦走をもう一度(6年前に一回やってる)やってみようと、
再び御岳テレビ塔登山口へ向かいました。

当日の天候は快晴。
鳴之尾林道途中、

高隈山展望所から望む展望に、期待が高まります。
ワクワクが止まらないなか、るんるん♪で車を走らせ登山口も間近となった時、
林道脇に停めた、赤色灯らしきライトを付けたバンから、
迷彩柄の服の人が降りてくるや、こちらに向かいストップの身振り、手振り。


もう、一瞬で全てを悟りましたね…。

先の自衛隊機墜落事故の関係で、自衛隊が御岳周辺を封鎖し、調査してました。
追い返し係りの自衛官?に、
「だからごめんね登山口まで無理なの」
みたな事を告げられ、泣く泣く林道を引き返すハメに。

林道を一気に戻り、国道220号線沿い、ローソン鹿屋体育大学前店駐車場に停車、
独り今後の予定を協議。
だだ下がりのテンションのなか、快晴の休日と言う今日この一日をどう過ごすかを思案。
頭の片隅に浮かぶ「このまま不貞腐れてお家に帰る」と言う選択をなんとか振り払い、
やっぱりどっか山に行こうと言う結論に至るも、
当初の予定を穴埋め出来るほどの、ときめく山行も思い浮かばず、
脳内に浮かんでは消える山行計画のなかから、結局、横岳ピストンと言う答えに不時着。
下落が止まらない今日と言うこの日の株価、
なんとかストップ安まで下がるのを食い止めたものの、どーにも煮え切らないテンションのなか、
本日の山行、仕切り直し。

高隈山域の地形図は持っているものの、後はネットでちょろっと調べただけの情報を頼りに、
登山口である国立大隅少年自然の家キャンプ場を目指します。
途中、キャンプ場近くから、

とても綺麗に高隈山を望めるスポット。
鳴之尾林道からは入らなかったのですが、ここからだと横岳までフレームイン。

ほどなくキャンプ場到着。

11:09
さーて、登りますかー。

昔ながらの常設テントが並ぶキャンプサイトを抜け、

「サバイバル」が協調された横岳への道標に従い、進みます。

登りはじめは杉かなー?植林されたと思われる樹林帯をやや急登気味に、

すぐに北寄りに道は折れ、

11番分岐に。

木々に覆われた単調な登りが続き、

おや?開けたかな?と思ったら、

12:03
林道出合いに抜け出ました、ここは21番分岐。
この時ある疑問が浮かびます。
「あれ?登山ルートにある万滝って滝は、地図上では林道出合いより下になかったっけ?」
「まだ見てませんが?」
正解から先に言うと、
万滝は21番分岐を妻岳方面に進んだ林道上にある、22番分岐より下った先に存在します。
しかも「分県登山ガイド鹿児島県の山」に挙げられたコースでは、
21番分岐を経て横岳山頂へ、その後22番分岐へ下り、
さらに万滝を巡ってキャンプ場登山口へ戻る、周回コースが紹介されています。
そんな事もつゆ知らず、
標識通りに登れば滝も見れて山頂に着くだろうとテキトーに考えて登ってしまっていたので、
先の様な疑問にブチ当たり、「あれー?なんだっけー?どーだっけー?」
などのもやもやを抱えながらの道が続いてしまいます。
面倒臭がって地図ださないし。
入念な下調べもしないで登山したらこんなもんです。

後は出来る事と言ったら、
体力任せにもっさもっさと登るだけ、バカみたいに。

12:31
白山との縦走路が交わる31番分岐到着。
ここから道は東向きへ。

途中、大きなくて端正な幹の巨木。
ブナかなー。
高隈山はブナの南限らしいです。

縦走路と白山林道が交わるここは、32番分岐かな?
これを山頂方面へ横切ってさらに行くと、

九州の登山者にはお馴染みの、人吉かめさんの5分標識、

と、言う訳で狭くなった道を抜けると、

12:55
するっと山頂到着。
ぽつんと植わっているこの木は、アセビらしいです。
横岳山頂は360度ビュー。

東には、眼前に平岳、
その奥にとんがった山頂を覗かせてるのが御岳、その右肩辺りにテレビ塔が見え、
さらに裾野に目を移すと鳴之尾牧場の建屋が並びます。

上の写真より目線を少し北へ、
御岳山頂から妻岳、小篦柄岳、大篦柄岳の稜線。

西南には鹿屋市街の街並みと海岸線。

山頂到着の達成感とそこからの景色に「ふうっ」と満足。
山頂カップラ食べたら万滝の事はもうすっかり忘れて、
サクサクと下山して温泉に浸かりたい気分に。
なので下山は往路を取り、1時間ちょっとで早々に下山完了。
温泉へゴー!

楽しい一日でした。  


Posted by なおさく at 12:24Comments(4)●高隈山横岳

2016年04月12日

御岳-大篦柄岳

なんだか間が空いてしまいましたが、久々の山行。
今月3日、高隈山へ行って来ました。

高隈山は6年前
御岳から横岳まで歩く、南部縦走を行った事あるのですが、
今回は、御岳から大箆柄岳まで、交差縦走と呼ばれるコースを歩いてみました。

と、言う訳で、御岳5合目テレビ塔登山口へ向かいます。
アクセスは簡単、
カーナビに『鳴之尾(めいのお)牧場』と入力して、ナビの指示に従い走ります、
鳴之尾牧場まで3㎞にある分岐を、鳴之尾牧場方向を外し、
御岳登山口へと道を取り(標識有り)、
後はひたすら登山口まで林道を登り詰めるだけ。

で、登山口到着。
天候はガスガスのドス曇り。
登る支度を整えた頃には小雨が降りだす始末。
ザックからレインウェアを取りだし、着込んで、

08:55 出発。
まずは舗装路を登り、

登山者カウンターを押して階段の道へ。

ほどなく道は登山道に。

15分も登ると、テレビ塔施設に出くわします。
NHK、民法各局のロゴが書かれた、建物やアンテナを横目に通り過ぎ、

黙々と登山道をゆきます。
登山口の標高が760m、約1182mの山頂まで、400m程の標高差となり、
道は、平坦な道と、岩場を含む急登を交え、山頂まで続きます。
久々の山登り、足に乳酸を感じつつヒーコラ進んで、

8合目。

8合目から少し登ると尾根に出て、分岐。
高隈山の各分岐には番号が振られており、
登山計画を立てる際や登山中、分かりやすく便利です。
この分岐は35番分岐、
写真左手は御岳山頂へ、右手は上祓川登山口へ。

なだらかな、山頂へと続く道。

途中、すぐに9合目の標識。
ここは開けていて展望所にもなっていたのですが、
望めるのは激ガスの真っ白い中空のみ。

なので、辿り着いた御岳山頂も真っ白。
そしてかなりの強風が吹き荒れていました。
山頂到着時刻は09:48。

レインウェアを着ていたとは言え、雨に当たってるし、
冷たい風に長時間さらされるのは身の危険を感じたので、
長居する事も無く、御岳山頂を後にし、

大篦柄岳へと続く縦走路へ。

御岳-大篦柄岳間の縦走路は概ねフラット、走り出したくなります。

10:15 妻岳分岐。
妻岳分岐は34番。
真っすぐ西に向かうと6年前にやった南部縦走のコースへ、
妻岳を経て横岳まで、さらには白山まで、行く事が出来ます。
今回は北寄りに付けられた道へ、大篦柄岳を目指します。

ガスが煙る登山道には、散った赤い花。
なんだかティム・バートン風、幻想的。
なんて言う花だろう。

依然、フラットに続く道。
高度は1100m前後を上げ下げしつつ、

10:32
スマン峠に到着。

大隅湖方面(現在通行禁止)やスマン峠登山口からの道が縦走路と交わる、
高隈山登山道の一大ジャンクション。

スマン峠を越えると、大篦柄岳名物クマザサが、道の両脇を囲むようになります。

そして10:52、
小篦柄岳への分岐まで辿り着きました。
ここから20分ほどで、小篦柄岳のピークに向かえるようですが、
この天候だし気も乗らず、スルーしていよいよ近い大篦柄岳山頂を目指します。

道は次第に登り気味に、
1100m程の高度から、1237mの山頂までの最後の登り。
クマザサは繁々。
晴れていれば、この辺りから山頂の姿も伺える筈なのですが、
ガスに覆われてなんにも見えません(泣)

御岳山頂から縦走路を歩く(走る?)こと約1時間半の11:18、
辿り着いた大箆柄岳山頂も、ガスガスの真っ白。
半分くらいの達成感と、来た道を再び戻る億劫さを交えつつ、
独りもそもそと山頂カップラ。

んで、ピストン開始。
早々とやっつけたい帰路、ほぼ小走りで歩き倒して、
12:43 御岳山頂を再び踏み、下山の途へ。

ほぼ下山も終わり、登山口近くへ下っていると、
お城の様な建物が並ぶ、鳴之尾牧場の風景が、ふと目に飛び込んで来ました。

登っている時は、ガスがかかってて見えなかった風景。

ズーム。
なんだか最後、この景色にほっこり癒されました。

約4時間半の行程、
始終、ガスガスの今回の縦走でしたが、歩き応えもあり、
終わってみると満足ゆく達成感を味わう事が出来ました。
行って良かったー。  


Posted by なおさく at 19:05Comments(0)●高隈山御岳-大篦柄岳