2016年08月22日
屋久島2016②
追記:龍神杉から先の、旧宮之浦歩道は2017年、遭難死亡事故が発生しています。立ち入り禁止となっております。
✳苔むす登山道✳

-益救参道-
神之川林道で、予想以上の暑さにやられ、
這々の体で辿り着いた益救参道。

ここからが本番。
標高180mのココから、1240mの龍神杉まで延々と登りが続きます。
暫し休憩して、再び歩き始めます。
時刻は11:20。

案内標識から先は、まだしばらく林道が続きます。
この道がまた、暑くて暑くて・・・。
日差しを遮る木々などは無く、なかなかの急登、消耗著しい道のり。
小刻みに休憩を取りながら、なんとかやっつけ、

やっとこさ登山道に入ります。

この登山道は2007年に開放された登山道。
石積みの道が目を引きます。

そして、登山道としても、とても歩き易いように整備されていました。
登りはじめは植林された杉の木が目立ちましたが、

標高が上げるにつれ、原生林が広がります。

苔むした、木々や石。

ああ!やっぱり屋久島だ、屋久島はいいなー。
て気分に浸りながら歩けました。

が、標高180mの登山口から急登が続き、
ぐいぐいと標高を稼がされる、なかなかきつい登りが続きます。

でも、それを差しい引いても、

とても美しくて素晴らしい登山道。

✳酷暑!疲労の果てに・・・✳
さて、道と景色は素晴らしいのですが、疲労、消耗もなかなかのもの。
樹林帯に入って標高も上げてきたので、
林道や登りはじめほどの激しい暑さは無いのですが、
序盤でグンと減らした体力ゲージの影響が、
登山中、大きくのしかかってきます。

標高、600mを過ぎたあたり、

トロッコ軌道跡へと登山道が移ります。

古びた枕木が並び、道は平坦に。

そして分岐、これより、トロッコ軌道跡と登山道は乖離してゆきます。
楽ちんここまで。

ここからもこれまで同様、ただひたすら登りが続きます。
ホント、夏にはつらい登山道。
重い重い足取り、時間も予定よりオーバーしています。
ですが、この時、
待ちわびて歩いていました。
もうすぐ、それは、現れるはず、
そこまで、がんばれ、
自分。

で、見えたーー!
龍神杉まで続く登山道には渡渉箇所が2カ所あるのですが、
標高900m付近、
最初の渡渉箇所を訪れるのを、待ち侘びて歩いていたのです。

まずはプラティパスに水を汲んでガブ飲み!
さらに、沢を流れる水で顔をびしゃびしゃ洗って、
タオルを浸して、オーバーヒートした脳天に水を絞り、
冷やします。
水をすくって火照った体に擦り付けてクールダウン。
そんな事を(奇声を発しながら)何回も繰り返して、

対岸の岩に腰を下ろして、やきそばドッグをがっつき、
食べ終えたら、

大休止!
生き返ったーーー!
つづく。
✳苔むす登山道✳

-益救参道-
神之川林道で、予想以上の暑さにやられ、
這々の体で辿り着いた益救参道。
ここからが本番。
標高180mのココから、1240mの龍神杉まで延々と登りが続きます。
暫し休憩して、再び歩き始めます。
時刻は11:20。
案内標識から先は、まだしばらく林道が続きます。
この道がまた、暑くて暑くて・・・。
日差しを遮る木々などは無く、なかなかの急登、消耗著しい道のり。
小刻みに休憩を取りながら、なんとかやっつけ、
やっとこさ登山道に入ります。
この登山道は2007年に開放された登山道。
石積みの道が目を引きます。
そして、登山道としても、とても歩き易いように整備されていました。
登りはじめは植林された杉の木が目立ちましたが、
標高が上げるにつれ、原生林が広がります。
苔むした、木々や石。
ああ!やっぱり屋久島だ、屋久島はいいなー。
て気分に浸りながら歩けました。
が、標高180mの登山口から急登が続き、
ぐいぐいと標高を稼がされる、なかなかきつい登りが続きます。
でも、それを差しい引いても、
とても美しくて素晴らしい登山道。
✳酷暑!疲労の果てに・・・✳
さて、道と景色は素晴らしいのですが、疲労、消耗もなかなかのもの。
樹林帯に入って標高も上げてきたので、
林道や登りはじめほどの激しい暑さは無いのですが、
序盤でグンと減らした体力ゲージの影響が、
登山中、大きくのしかかってきます。
標高、600mを過ぎたあたり、
トロッコ軌道跡へと登山道が移ります。
古びた枕木が並び、道は平坦に。
そして分岐、これより、トロッコ軌道跡と登山道は乖離してゆきます。
楽ちんここまで。
ここからもこれまで同様、ただひたすら登りが続きます。
ホント、夏にはつらい登山道。
重い重い足取り、時間も予定よりオーバーしています。
ですが、この時、
待ちわびて歩いていました。
もうすぐ、それは、現れるはず、
そこまで、がんばれ、
自分。
で、見えたーー!
龍神杉まで続く登山道には渡渉箇所が2カ所あるのですが、
標高900m付近、
最初の渡渉箇所を訪れるのを、待ち侘びて歩いていたのです。
まずはプラティパスに水を汲んでガブ飲み!
さらに、沢を流れる水で顔をびしゃびしゃ洗って、
タオルを浸して、オーバーヒートした脳天に水を絞り、
冷やします。
水をすくって火照った体に擦り付けてクールダウン。
そんな事を(奇声を発しながら)何回も繰り返して、
対岸の岩に腰を下ろして、やきそばドッグをがっつき、
食べ終えたら、
大休止!
生き返ったーーー!
つづく。