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Posted by naturum at

2015年10月31日

屋久島2015partⅡ③

大和杉との対面の、余韻に浸りつつ、先へ。

道はこの後も、
アップダウンを繰り返しながら徐々に高度を上げてゆきます。

木々の迫力は依然として圧倒的で、

気持ち良い森歩き。

大和杉から40分ほど、
道は下りに変わり沢の流れる音が聞こえてきだすと、

ビャクシン沢に到着。
増水時は渡渉困難となるこの沢ですが、

この日の水位はとても低く、透明な水に空が映るほどの穏やかさ。

その景観はとても静かで美しく、まるで時が止まったかの様な静寂。

所々に見られる、
ポットホールと呼ばれる、水流による浸食によって出来る甌穴が、
より、神秘的な風景を演出していました。

心をさらわれる素晴らしい景色に、思わず見とれてしまいます。

ビャクシン沢を渡ると、
これまで北西に向かって伸びていた道は、一旦東に進路を変え、

その後、北東へ、
そうしてUの字を描くように大きくターンし、再び西へ向かって伸びてゆきます。

そんな分かりにくい道上にもテープはしっかりと付いていて、
迷うことはありませんでした。

コースが西へ向いて伸びたら、

だらだらとアップダウンを経て、

一旦、石塚小屋の標高と同じ1600m付近まで高度を上げ、

まただらだらと徐々に高度を下げながら道が続きます。

ビャクシン沢を超えてからが、とにかく長く険しく感じられる道のりでした。

そんなこちらの疲労とはお構い無しに、
相変わらずの勢いでその生命の力を見せつける、

迫力の木々達にいちいち感嘆して進んでると、

ビャクシン沢を超えてから1時間半の15:23。
フラットな道の先に見えてきたのが、

お待ちかね、みはらし台の大岩。
この大岩の上には、

「みはらし台 みんなの自然を 大切に」
こんな、どこか子供じみて呑気な感じの文言からは到底想像できない、
凄まじい光景が広がっていました。

つづく。  


Posted by なおさく at 13:06Comments(0)●屋久島2015花之江河歩道