2014年12月11日
大障子岩2014➀
上畑より大障子岩を登り、池の原を経て宮原分岐より尾平に下山する。
こんな、祖母傾縦走ルートの部分縦走計画をこっそり企ててたのですが、
7日、実行してみました。
単独、ソロで。
7日未明に自宅を発ち早朝より上畑から登山開始、
夕方に尾平登山口より下山、な日帰り予定。
この時期の山中テント泊は経験も無く、装備も乏しいので選択肢に挙がらす。
計画を練っていた頃は、
まだ冬山にはギリギリなっていないだろうと見越していたのですが、
どっこい数日前より寒気が流れ込んでおり、
心配になってネットで情報を掻き集めてみると、
祖母傾山系はがちがちの雪山状態との事、
祖母山頂は積雪20㎝。
大障子岩は険しく長く、道も分かり難い個所もあり、
初めて登るのに積雪シーズンってのは有り得ないな、と思い、
一時は計画の断念を決めたのですがなんとも諦め切れず、
「行けるとこまで行ってみよう、駄目なら引き返そう」と思い立ち、
意を決しての決行と相成りました。
まずは夜明け前 、下山に使用する尾平に向かい、そこで車をデポ。
チャリんこに乗り換え登山口である上畑の健男社へ。
と言う計画なのですが、そもそも登山口まで辿り着けるかも疑問。
祖母山9合目小屋のHPには「登山口までは冬用タイヤで来て下さい」との文字。
ノーマルタイヤのおんぼろレンタカーで何処まで行けることやら。
それも含めて「行けるところまで行ってみよう」
無事に尾平まで辿り着けるか不安がありましたが、
出発してみたら、山都辺りから道路脇に積雪が見え始めるものの、
車道には積雪、凍結等無く概ね順調に道を進める事が出来ました。
尾平トンネルを抜けた辺りからは、多少の凍結がありましたが、
スリップを招くほどでは無く、6時前、無事に尾平到着。
無事に着いて緊張の糸が切れたのか、この時、猛烈な睡魔に襲われました。
予定より早く着いた事もありここでしばし仮眠。
が、深夜の長距離運転が応えたのか思った以上の爆睡をキメ込んでしまい、

起きていそいそ準備してチャリんこで上畑に向かい始めた頃はもう7:15。
のっけから大幅な時間ロス・・・。
県道7号線を上畑の健男社目指してキコキコと北上。
奥岳川に沿って伸びるこのくねくね道、身を切る風が冷たい事この上なし。

8キロの道のりですが殆どが下りなのでさほど時間もかからず、30分ほどで健男社に到着。
脇の舗装路から登ると、

登山届のボックスがあり、記入して登山開始。
したのですが・・、
誤って地質調査用のテープを追ってしまい、
挙句どー進んでよいのか分からなくなり立ち往生。
行ったり来たりのうろうろを経て、正規の登山ルートに戻れたのは9時前。
寝坊と道間違いで合計2時間ほどのロス。
なんてこった!と頭を抱えたくもなりますが、
まだ日暮れ前下山には間に合うと自分に言い聞かせ、
落ち着いて再スタートを切ります。

鹿避けのネットを、

2回くぐり抜けて本格的な登山道へ。

遅れを取り戻すかのようにガツガツと樹林帯を行きます。

クロ谷にかかる沢を渡る頃には、

うっすらと雪景色。

倒木に積もった雪に鹿さんらしき足跡。

尾根に出るまでは急斜面を延々と登り詰めます。
雪に足を取られ滑ったりはするのですが、
まだアイゼンを装着するほどでも無く。
と言っても持って来たのはモンベルの軽アイゼンですが・・・。
とにかく、急登を終わらせてさっさと尾根に出たい、
気持ちが逸ります。

んで、やっとこさ尾根に到達。
長かったー、やっと尾根に出れたー、と思ったけど、
再スタートを切って最初の鹿避けネットくぐってから、
時間は1時間ちょっとしか経っていませんでした。
やっぱ最初のロスが痛かった。

展望が開け目指す大障子岩の岩峰が伺えます。

ズームで寄るとこんな、真っ白。
恐怖すら感じます。
あんなとこまで行けるのかしら・・・?
つづく。
こんな、祖母傾縦走ルートの部分縦走計画をこっそり企ててたのですが、
7日、実行してみました。
単独、ソロで。
7日未明に自宅を発ち早朝より上畑から登山開始、
夕方に尾平登山口より下山、な日帰り予定。
この時期の山中テント泊は経験も無く、装備も乏しいので選択肢に挙がらす。
計画を練っていた頃は、
まだ冬山にはギリギリなっていないだろうと見越していたのですが、
どっこい数日前より寒気が流れ込んでおり、
心配になってネットで情報を掻き集めてみると、
祖母傾山系はがちがちの雪山状態との事、
祖母山頂は積雪20㎝。
大障子岩は険しく長く、道も分かり難い個所もあり、
初めて登るのに積雪シーズンってのは有り得ないな、と思い、
一時は計画の断念を決めたのですがなんとも諦め切れず、
「行けるとこまで行ってみよう、駄目なら引き返そう」と思い立ち、
意を決しての決行と相成りました。
まずは夜明け前 、下山に使用する尾平に向かい、そこで車をデポ。
チャリんこに乗り換え登山口である上畑の健男社へ。
と言う計画なのですが、そもそも登山口まで辿り着けるかも疑問。
祖母山9合目小屋のHPには「登山口までは冬用タイヤで来て下さい」との文字。
ノーマルタイヤのおんぼろレンタカーで何処まで行けることやら。
それも含めて「行けるところまで行ってみよう」
無事に尾平まで辿り着けるか不安がありましたが、
出発してみたら、山都辺りから道路脇に積雪が見え始めるものの、
車道には積雪、凍結等無く概ね順調に道を進める事が出来ました。
尾平トンネルを抜けた辺りからは、多少の凍結がありましたが、
スリップを招くほどでは無く、6時前、無事に尾平到着。
無事に着いて緊張の糸が切れたのか、この時、猛烈な睡魔に襲われました。
予定より早く着いた事もありここでしばし仮眠。
が、深夜の長距離運転が応えたのか思った以上の爆睡をキメ込んでしまい、
起きていそいそ準備してチャリんこで上畑に向かい始めた頃はもう7:15。
のっけから大幅な時間ロス・・・。
県道7号線を上畑の健男社目指してキコキコと北上。
奥岳川に沿って伸びるこのくねくね道、身を切る風が冷たい事この上なし。
8キロの道のりですが殆どが下りなのでさほど時間もかからず、30分ほどで健男社に到着。
脇の舗装路から登ると、
登山届のボックスがあり、記入して登山開始。
したのですが・・、
誤って地質調査用のテープを追ってしまい、
挙句どー進んでよいのか分からなくなり立ち往生。
行ったり来たりのうろうろを経て、正規の登山ルートに戻れたのは9時前。
寝坊と道間違いで合計2時間ほどのロス。
なんてこった!と頭を抱えたくもなりますが、
まだ日暮れ前下山には間に合うと自分に言い聞かせ、
落ち着いて再スタートを切ります。
鹿避けのネットを、
2回くぐり抜けて本格的な登山道へ。
遅れを取り戻すかのようにガツガツと樹林帯を行きます。
クロ谷にかかる沢を渡る頃には、
うっすらと雪景色。
倒木に積もった雪に鹿さんらしき足跡。
尾根に出るまでは急斜面を延々と登り詰めます。
雪に足を取られ滑ったりはするのですが、
まだアイゼンを装着するほどでも無く。
と言っても持って来たのはモンベルの軽アイゼンですが・・・。
とにかく、急登を終わらせてさっさと尾根に出たい、
気持ちが逸ります。
んで、やっとこさ尾根に到達。
長かったー、やっと尾根に出れたー、と思ったけど、
再スタートを切って最初の鹿避けネットくぐってから、
時間は1時間ちょっとしか経っていませんでした。
やっぱ最初のロスが痛かった。
展望が開け目指す大障子岩の岩峰が伺えます。
ズームで寄るとこんな、真っ白。
恐怖すら感じます。
あんなとこまで行けるのかしら・・・?
つづく。
この記事へのコメント
え~そのルートを9時前スタートですか?いや まだ歩いたことないんですがw
私の妄想と言うシミレーションでは日の出とともに歩き出しても 着くのは夕焼けの時間になるんですよ~^^;
私もこの日 傾山に行きましたが 振り向いた時見た大障子岩真っ白でしたね~
続き 楽しみなような怖いような~^^;
私の妄想と言うシミレーションでは日の出とともに歩き出しても 着くのは夕焼けの時間になるんですよ~^^;
私もこの日 傾山に行きましたが 振り向いた時見た大障子岩真っ白でしたね~
続き 楽しみなような怖いような~^^;
Posted by もび
at 2014年12月11日 20:44

もびサン>
大障子岩のCTは得られる情報がほんとバラバラで、幅があるんですよー。
色んな人がネットに書いてくれてる情報や自分の足で歩いてみた感想としては、
山と高原地図にあるCTよりは早くなると思いますよー。
blog見ましたー。
同日、傾山に行ったんですねー、
急な寒波で、あの日は寒かったですよねー。
大障子岩のCTは得られる情報がほんとバラバラで、幅があるんですよー。
色んな人がネットに書いてくれてる情報や自分の足で歩いてみた感想としては、
山と高原地図にあるCTよりは早くなると思いますよー。
blog見ましたー。
同日、傾山に行ったんですねー、
急な寒波で、あの日は寒かったですよねー。
Posted by なおさく
at 2014年12月14日 10:15
