2015年05月26日
屋久島2015⑤
たまたま見つけたビバーク地で夜を明かし、
(さすがに暗くなってからは寒くてフライを被せました)

朝。

まだ薄暗い森のなかで、もそもそと撤収作業。

6:16、撤収完了。

陽も昇ってきたので、
いざ、鯛之川の渡渉へと向かいます。

この看板を過ぎてすぐに、

鯛之川到着。
対岸正面に小さく黄色い看板とテープが確認できます。
因みに鯛之川はたいのこうと読みます。
渡渉ポイントの川幅は約8m、
ロープなどの手がかりは無く、飛び石伝いに渡ります。
雨が降るとすぐに増水、過去に死亡事故も発生している、
尾之間歩道最大の難所。
この日は前々日に大雨が降っており、

今は水が引いて増水こそしてないものの、

水量や流れは、

幾分厳しめのよーな気が・・・。

下流に目を向け、

上流に目を向け、
渡渉計画を練ります。
で、決めた。
ほんの少し上流側に移動し、
上の写真の左端の岩から、苔の着いた大きな岩伝いに中央地点まで渡渉、
その後、写真右手に点在する少し小さ目の飛び石を伝って対岸へ渡る事に。
ではスタート。

岩が滑り易くなっている為、
うっかり逝ってしまわぬよう、所々では岩に手を付きながら、
慎重に渡ります。
三つめの岩から上流を見たところ、

足元、

少し下流への流れ、

先の下流。
そして、

渡り切る直前、パノラマにて撮影。
クリックで拡大
写真右手、
流れの激しくなっている段差の下の部分の辺りの岩を伝って、
6:40、鯛之川の渡渉完了!
嬉しいと言うか、感慨深いと言うか、
去年の秋からこの鯛之川の渡渉に執着せざるを得なくなり、
やっとこさ渡り切る事が出来た鯛之川。
これまで抱いてきたこの川、渡渉への並々ならぬ思いが、
脳裏に蘇り、押し寄せてきます。
渡り切って対岸から川を振り返り、
「鯛之川アンタぁ、アンタよぉ~・・・」
と、独り川面に向かい語り掛け、
感動に浸る自分が居ました。
今思えば、こみ上げる様々な思いが、
この時ピークに達していたのでしょう…、
そう、
だって、

そう、だって、
ここは、

鯛之川渡し‼‼
つづく。
(さすがに暗くなってからは寒くてフライを被せました)
朝。
まだ薄暗い森のなかで、もそもそと撤収作業。
6:16、撤収完了。
陽も昇ってきたので、
いざ、鯛之川の渡渉へと向かいます。
この看板を過ぎてすぐに、
鯛之川到着。
対岸正面に小さく黄色い看板とテープが確認できます。
因みに鯛之川はたいのこうと読みます。
渡渉ポイントの川幅は約8m、
ロープなどの手がかりは無く、飛び石伝いに渡ります。
雨が降るとすぐに増水、過去に死亡事故も発生している、
尾之間歩道最大の難所。
この日は前々日に大雨が降っており、
今は水が引いて増水こそしてないものの、
水量や流れは、
幾分厳しめのよーな気が・・・。
下流に目を向け、
上流に目を向け、
渡渉計画を練ります。
で、決めた。
ほんの少し上流側に移動し、
上の写真の左端の岩から、苔の着いた大きな岩伝いに中央地点まで渡渉、
その後、写真右手に点在する少し小さ目の飛び石を伝って対岸へ渡る事に。
ではスタート。
岩が滑り易くなっている為、
うっかり逝ってしまわぬよう、所々では岩に手を付きながら、
慎重に渡ります。
三つめの岩から上流を見たところ、
足元、
少し下流への流れ、
先の下流。
そして、
渡り切る直前、パノラマにて撮影。
クリックで拡大
写真右手、
流れの激しくなっている段差の下の部分の辺りの岩を伝って、
6:40、鯛之川の渡渉完了!
嬉しいと言うか、感慨深いと言うか、
去年の秋からこの鯛之川の渡渉に執着せざるを得なくなり、
やっとこさ渡り切る事が出来た鯛之川。
これまで抱いてきたこの川、渡渉への並々ならぬ思いが、
脳裏に蘇り、押し寄せてきます。
渡り切って対岸から川を振り返り、
「鯛之川アンタぁ、アンタよぉ~・・・」
と、独り川面に向かい語り掛け、
感動に浸る自分が居ました。
今思えば、こみ上げる様々な思いが、
この時ピークに達していたのでしょう…、
そう、
だって、
そう、だって、
ここは、
鯛之川渡し‼‼
つづく。
2015年05月23日
屋久島2015④
蛇ノ口滝を後にし、分岐である東屋まで戻ります。
ここから、ずーっと登り、鯛之川を越え、
乃木岳(のんきだけ)の尾根に至るまでが、
尾之間歩道の中盤。
高度450m付近から本日の幕営予定地である「のりこし」、
1200mまで、一気に登り上げるハードな行程。
この、重たいザックさえ無ければなぁー、

とぼやきつつも、
デポして行ったザックを再度担ぎ上げ、
「のりこし」目指して出発。

まずは洗礼かの様に、

急登が続きます。

頭上は木々が多い茂る樹林帯。
急登がひと落ち着きすると、
アップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げてゆきます。
そして何より尾之間歩道を象徴するのが、

この、倒木。
倒木、倒木、倒木、倒木だらけの登山道。
倒木と地面の間に体を滑り込まて抜け進んだり、
跨いで進んだりの連続。
くぐり抜けてる最中、
ザックと倒木が干渉して、勢いで前につんのめるからもー大変。
道は、

要所、要所に赤テープが配されていて、

完全にルートをロスする事はまず無いと思われるのですが、
次のテープを探す為に立ち止まる事は何度かありました。

その原因となるのもやはり倒木。

テープ間に倒木があると次のテープが見つけにくく、
ルートファイティングを要する場面が多数。
探せば必ずテープが見つかるので助かるのですが、
緊張感が途切れる事は無く、噂通りのタフな道が続きます。

しかしながら、それと同時に、
力強い屋久島の自然が続々と目に飛び込んできて、

このコースの醍醐味を存分に味わえました。
水が豊富に流れるこの登山道には渡渉点も多く、

苔むした岩と水の風景がまた美しく、
うっとりさせてくれます。
ふと、木々の隙間から遠くに見える、

蛇ノ口滝上部の大スラブ。
ラッキー♪良いもの見れた、とテンションが上がります。
ですが、道は険しい登り下りが続き、
実際の距離、時間以上に長さが感じられ、
疲労としてのし掛かってきます。
ひーこら進み、
徐々に標高も上がってゆき、

時折、頭上が開ける場面も。

もう少しで「のりこし」も近いかな?と登り進んでいたのですが・・・。

上の写真の箇所を過ぎた辺りで、
「ん?ここが『のりこし』では?」
って所に出くわしました。
ですが、ネットで見たのりこしの写真には必ず、
「ここはのりこし」
って書いた黄色い看板が写っていたのですがソレが無いのです。
地形図と地形を照らし合わせてみても、
目安として使用していた高度計の数値と照らし合わせてみても、
ここが「のりこし」っぽいんだけどなー。
迷いましたが、
先へ進んでみることに。
その理由はふたつ。
もしかしたら、先に行けば「ここはのりこし」て書いた看板のある、
本当の「のりこし」に辿り着くかも、
って言う思いと、
もしここが「のりこし」だとしたらもう40分も歩けば鯛之川、
鯛之川、見てみたい!
んで、後の事は鯛之川を見てから考えよう、
って言う思いからです。
この時点で16:30。
時間的余裕は無いのでずんずん進みます。

地形図通り、
道はこの後下りへと変わり、高度を下げていきます。
あれがのりこしだったのだな、と確信。
下り切った鞍部状になった部分を切り裂く様に流れているのが鯛之川。
下り進んでゆくと、川の音がうっすらと聞こえて来て、
徐々にその音ははっきりと川鳴りとして耳に届く様になり、
足を早めたその先に捕まえたのは、

西日に照らされた鯛之川。
遂に、この目に初めて鯛之川を収める事が出来ました。
平素、穏やかな清流は、
昨夜の雨で水かさを増して、激しく流れていました。
透き通って透明な、綺麗な水と、その激しさが対照的で、
なんとも言えない美しさと迫力に見とれるのみ。
・・・。
「うむ、見た!」
さー、どーしよー。
鯛之川見たさに此処まで来たけど、
水位、流れの早さから見て渡渉は厳しそう。
仮に渡渉出来たとしても、
この時時刻は17時を回っていたので、
日暮れ迄に淀川に抜け出るのは無理だろうし。
のりこしまで戻るならギリギリな所なのですがなんか面倒に。
一応、のりこしまで戻る方向に向かい歩きつつ、
どっか適当にビバークできそうな所があったらそこでビバークしちゃおー。
と、クルリと方向転換したその目線の先にすぐ、
ビバーク適地発見!
なんと鯛之川から少しだけ登り返した所に、
ビバークに持ってこいのやや開けた場所があったのです。
その辺からいくらでも湧き出てる水をゲットして、

早速設営。

メッシュで。

大自然の森のなかで独りこっそりビバーク。
適地発見から設営までの流れの最中、
テンションはMAXまで跳ね上がってました。

とにかくもう楽しくて。
つづく。
ここから、ずーっと登り、鯛之川を越え、
乃木岳(のんきだけ)の尾根に至るまでが、
尾之間歩道の中盤。
高度450m付近から本日の幕営予定地である「のりこし」、
1200mまで、一気に登り上げるハードな行程。
この、重たいザックさえ無ければなぁー、
とぼやきつつも、
デポして行ったザックを再度担ぎ上げ、
「のりこし」目指して出発。
まずは洗礼かの様に、
急登が続きます。
頭上は木々が多い茂る樹林帯。
急登がひと落ち着きすると、
アップダウンを繰り返しながら徐々に標高を上げてゆきます。
そして何より尾之間歩道を象徴するのが、
この、倒木。
倒木、倒木、倒木、倒木だらけの登山道。
倒木と地面の間に体を滑り込まて抜け進んだり、
跨いで進んだりの連続。
くぐり抜けてる最中、
ザックと倒木が干渉して、勢いで前につんのめるからもー大変。
道は、
要所、要所に赤テープが配されていて、
完全にルートをロスする事はまず無いと思われるのですが、
次のテープを探す為に立ち止まる事は何度かありました。
その原因となるのもやはり倒木。
テープ間に倒木があると次のテープが見つけにくく、
ルートファイティングを要する場面が多数。
探せば必ずテープが見つかるので助かるのですが、
緊張感が途切れる事は無く、噂通りのタフな道が続きます。
しかしながら、それと同時に、
力強い屋久島の自然が続々と目に飛び込んできて、
このコースの醍醐味を存分に味わえました。
水が豊富に流れるこの登山道には渡渉点も多く、
苔むした岩と水の風景がまた美しく、
うっとりさせてくれます。
ふと、木々の隙間から遠くに見える、
蛇ノ口滝上部の大スラブ。
ラッキー♪良いもの見れた、とテンションが上がります。
ですが、道は険しい登り下りが続き、
実際の距離、時間以上に長さが感じられ、
疲労としてのし掛かってきます。
ひーこら進み、
徐々に標高も上がってゆき、
時折、頭上が開ける場面も。
もう少しで「のりこし」も近いかな?と登り進んでいたのですが・・・。
上の写真の箇所を過ぎた辺りで、
「ん?ここが『のりこし』では?」
って所に出くわしました。
ですが、ネットで見たのりこしの写真には必ず、
「ここはのりこし」
って書いた黄色い看板が写っていたのですがソレが無いのです。
地形図と地形を照らし合わせてみても、
目安として使用していた高度計の数値と照らし合わせてみても、
ここが「のりこし」っぽいんだけどなー。
迷いましたが、
先へ進んでみることに。
その理由はふたつ。
もしかしたら、先に行けば「ここはのりこし」て書いた看板のある、
本当の「のりこし」に辿り着くかも、
って言う思いと、
もしここが「のりこし」だとしたらもう40分も歩けば鯛之川、
鯛之川、見てみたい!
んで、後の事は鯛之川を見てから考えよう、
って言う思いからです。
この時点で16:30。
時間的余裕は無いのでずんずん進みます。
地形図通り、
道はこの後下りへと変わり、高度を下げていきます。
あれがのりこしだったのだな、と確信。
下り切った鞍部状になった部分を切り裂く様に流れているのが鯛之川。
下り進んでゆくと、川の音がうっすらと聞こえて来て、
徐々にその音ははっきりと川鳴りとして耳に届く様になり、
足を早めたその先に捕まえたのは、
西日に照らされた鯛之川。
遂に、この目に初めて鯛之川を収める事が出来ました。
平素、穏やかな清流は、
昨夜の雨で水かさを増して、激しく流れていました。
透き通って透明な、綺麗な水と、その激しさが対照的で、
なんとも言えない美しさと迫力に見とれるのみ。
・・・。
「うむ、見た!」
さー、どーしよー。
鯛之川見たさに此処まで来たけど、
水位、流れの早さから見て渡渉は厳しそう。
仮に渡渉出来たとしても、
この時時刻は17時を回っていたので、
日暮れ迄に淀川に抜け出るのは無理だろうし。
のりこしまで戻るならギリギリな所なのですがなんか面倒に。
一応、のりこしまで戻る方向に向かい歩きつつ、
どっか適当にビバークできそうな所があったらそこでビバークしちゃおー。
と、クルリと方向転換したその目線の先にすぐ、
ビバーク適地発見!
なんと鯛之川から少しだけ登り返した所に、
ビバークに持ってこいのやや開けた場所があったのです。
その辺からいくらでも湧き出てる水をゲットして、
早速設営。
メッシュで。
大自然の森のなかで独りこっそりビバーク。
適地発見から設営までの流れの最中、
テンションはMAXまで跳ね上がってました。
とにかくもう楽しくて。
つづく。
2015年05月20日
屋久島2015③
晴天の朝を迎え、
10:40過ぎ、
無事に尾之間温泉より尾之間歩道にIN。
一泊二日の歩道歩きがスタート。

まず目指すのは蛇ノ口滝。

蛇ノ口滝までのコースは「蛇ノ口滝ハイキングコース」と銘打たれ、
滝を目当てに訪れる観光客の方も多数。
なので、道中には赤テープがこれでもかって程に配されており、
道迷いなどの心配は無いと思われる道のり。

特徴的なのはやはりこの、南国を彷彿させる植物たち。

見上げると頭上には鬱蒼と木々が茂っていて、

ジャングルライクな雰囲気のなか歩き進みます。

次第に道は鈴川に沿うように伸び、
苔むした雰囲気へと変わってゆきます。

蛇ノ口滝分岐すぐ手前の渡渉点。
前日の大雨で渡渉箇所は細心の注意を払わないといけない程、
水量は多く、流れが速くなっていました。

渡渉途中、
背後のナメ岩を滑る水流の轟音にびっくり。
えっちら渡って数分ほど歩くと、

12:30、
東屋に到着。
ココで一旦ザックをデポし、

500mほど先の蛇ノ口滝へ向かいます。

意外と、ここから蛇ノ口滝までの道のりは大変でした。
ハイキングコースですがハイキングには向いていません。
アップダウンのある登山道であることもさながら、
特に苦労するのがこの、鈴川右俣の渡渉点。

辿り着くと、
カップルのお兄さんが渡渉に苦労している真っ最中。
右手をついている大きめの岩に、足がかりが掘られているのですが、
それに気付かず自分もお兄さんと同じルートで渡渉してしまいました・・・。
無事に渡渉が済んだと思ったら、

どっこいもう一箇所、

注意を要する渡渉、
これを渡り切り木々の間を抜けると・・・、

眼前に蛇ノ口滝!
渡渉には苦労しましたが、
水量が多いのが幸いして、滝は圧巻の迫力。

水の流れを目で追うとまるでスローモーションで、
流れ落ちる水は岩に当たり飛沫をあげ、

さらに下へ、

落口へと注がれてゆきます。
その連続に目を奪われ、
辺りには滝の落ちる音が、止むことなく轟きます。

滝の素晴らしい光景を前に、
息をのみ、
溜息が漏れ、
自然に笑みが込み上げきます。
感動、感嘆している自分に気付くと、
胸が躍りだす様な、
グっと嬉しい気分に満たされたのでした。
こんなの初めて!
来て良かったー!
余韻に浮かれ、
東屋までの帰路はるんるん♪で。
つづく。
10:40過ぎ、
無事に尾之間温泉より尾之間歩道にIN。
一泊二日の歩道歩きがスタート。
まず目指すのは蛇ノ口滝。
蛇ノ口滝までのコースは「蛇ノ口滝ハイキングコース」と銘打たれ、
滝を目当てに訪れる観光客の方も多数。
なので、道中には赤テープがこれでもかって程に配されており、
道迷いなどの心配は無いと思われる道のり。
特徴的なのはやはりこの、南国を彷彿させる植物たち。
見上げると頭上には鬱蒼と木々が茂っていて、
ジャングルライクな雰囲気のなか歩き進みます。
次第に道は鈴川に沿うように伸び、
苔むした雰囲気へと変わってゆきます。
蛇ノ口滝分岐すぐ手前の渡渉点。
前日の大雨で渡渉箇所は細心の注意を払わないといけない程、
水量は多く、流れが速くなっていました。
渡渉途中、
背後のナメ岩を滑る水流の轟音にびっくり。
えっちら渡って数分ほど歩くと、
12:30、
東屋に到着。
ココで一旦ザックをデポし、
500mほど先の蛇ノ口滝へ向かいます。
意外と、ここから蛇ノ口滝までの道のりは大変でした。
ハイキングコースですがハイキングには向いていません。
アップダウンのある登山道であることもさながら、
特に苦労するのがこの、鈴川右俣の渡渉点。
辿り着くと、
カップルのお兄さんが渡渉に苦労している真っ最中。
右手をついている大きめの岩に、足がかりが掘られているのですが、
それに気付かず自分もお兄さんと同じルートで渡渉してしまいました・・・。
無事に渡渉が済んだと思ったら、
どっこいもう一箇所、
注意を要する渡渉、
これを渡り切り木々の間を抜けると・・・、
眼前に蛇ノ口滝!
渡渉には苦労しましたが、
水量が多いのが幸いして、滝は圧巻の迫力。
水の流れを目で追うとまるでスローモーションで、
流れ落ちる水は岩に当たり飛沫をあげ、
さらに下へ、
落口へと注がれてゆきます。
その連続に目を奪われ、
辺りには滝の落ちる音が、止むことなく轟きます。
滝の素晴らしい光景を前に、
息をのみ、
溜息が漏れ、
自然に笑みが込み上げきます。
感動、感嘆している自分に気付くと、
胸が躍りだす様な、
グっと嬉しい気分に満たされたのでした。
こんなの初めて!
来て良かったー!
余韻に浮かれ、
東屋までの帰路はるんるん♪で。
つづく。
2015年05月16日
屋久島2015②
大雨の一夜が明け、
一転、気持ちの良い朝が訪れたJerry’s Camp Site。

6時前に起床。
寝坊も無く好スタート。
テント内でもそもそと朝の準備をして過ごすも、暇なので、
温泉でも行ってみよーっと朝のお出掛けに出発。

青空が垣間見えるモッチョム岳山頂。
景色と気候がとっても気持ち良い朝でした。

5分も歩くとこの看板が。
(JRホテルの方に行くと昨日立ち寄った「ペイタ」もあります)
どうやら尾之間温泉は10:00から営業が始まるらしく、
まだ早朝だし、
JRホテルの立ち寄り湯を目指し歩いていたのですが、
この時間は立ち寄り湯をやってないことが判明(調べながら歩いてた)。
泣く泣く引き返す事に。
昨日もお風呂入ってないのになー。
テントに戻り、
さらさらボディシートで顔や体を拭き拭きした後、

昨日の雨漏りでしっとりと濡れた荷物を、
そこらじゅうの枝にぶら下げて日干し。

愛しのギア達の日光浴を待ちつつ、朝食。
昨日の大雨&雨漏りから必死で守ったペイタのミックスサンド。
と、クルミパンにクノールスープ。
その間にも日は高くなり、

絶望的と思われた荷物が調子良く乾いてゆきます。

テントも快調に乾燥ちゅう。
しかしコイツどーしてやろーか・・・。
雨漏りテントの今後の処遇を考えながら、
乾いた荷物を続々とザックに詰め込み、

9時過ぎにはパッキング完了。
撤収。
奥様にご挨拶してJerry’s Camp Siteを後に。
本当に素敵なキャンプサイトで大好きになりました、
また行きたい!
そして、尾之間温泉を目指し出発。
前方を行くのは、

同じくJerry’s Camp Site宿泊のオーストラリア人グループ。
蛇ノ口滝まで向かうそう。
尾之間歩道の序盤を構成する蛇ノ口滝ハイキングコース、
このコースを詰めて分岐から蛇ノ口滝へと向かうので、
このグループとは後に山中で何度かすれ違いました。
県道77号線沿いにずーっと進みます。

Jerry’s Camp Siteから県道に出てほどなく、この看板。
尾之間温泉まで0.7kmと書いてます。

Aコープから先は登り坂が続き、

途中、信号のある交差点にこの目印。

その後も小さな目印看板が幾つか。
まー、迷う事は無いと思います。
最後まで坂道が続き、
登り切ると、

ネットで何回も何回も見た、
あの、尾之間温泉が目の前に現れました。
のに閉まってますがー。
もう営業開始時間の10時も過ぎてますがー。
実はこっそり(登山前なのに)温泉に浸かろうかと思って、
Aコープでタオルを買って来てたのですが・・・。
なんと「月曜日は13:00からの営業開始となります」の看板が、
入口前に立ててありましたトホホ。
後の感想ですが、入らなくて良かったです。
温泉入って登ってたら血圧上がり過ぎてダウン必至なこの後歩く尾之間歩道。
着替えもその時済まそうと思っていたのでまだ平地姿のまま。
その辺の脇っちょでそそくさと着替えと準備を済ませ、
赤い鳥居の正面、

尾之間歩道入口前に立ち、
いよいよ始まるのか、
と、独り胸を熱くするのでした。
つづく。
一転、気持ちの良い朝が訪れたJerry’s Camp Site。
6時前に起床。
寝坊も無く好スタート。
テント内でもそもそと朝の準備をして過ごすも、暇なので、
温泉でも行ってみよーっと朝のお出掛けに出発。
青空が垣間見えるモッチョム岳山頂。
景色と気候がとっても気持ち良い朝でした。
5分も歩くとこの看板が。
(JRホテルの方に行くと昨日立ち寄った「ペイタ」もあります)
どうやら尾之間温泉は10:00から営業が始まるらしく、
まだ早朝だし、
JRホテルの立ち寄り湯を目指し歩いていたのですが、
この時間は立ち寄り湯をやってないことが判明(調べながら歩いてた)。
泣く泣く引き返す事に。
昨日もお風呂入ってないのになー。
テントに戻り、
さらさらボディシートで顔や体を拭き拭きした後、
昨日の雨漏りでしっとりと濡れた荷物を、
そこらじゅうの枝にぶら下げて日干し。
愛しのギア達の日光浴を待ちつつ、朝食。
昨日の大雨&雨漏りから必死で守ったペイタのミックスサンド。
と、クルミパンにクノールスープ。
その間にも日は高くなり、
絶望的と思われた荷物が調子良く乾いてゆきます。
テントも快調に乾燥ちゅう。
しかしコイツどーしてやろーか・・・。
雨漏りテントの今後の処遇を考えながら、
乾いた荷物を続々とザックに詰め込み、
9時過ぎにはパッキング完了。
撤収。
奥様にご挨拶してJerry’s Camp Siteを後に。
本当に素敵なキャンプサイトで大好きになりました、
また行きたい!
そして、尾之間温泉を目指し出発。
前方を行くのは、
同じくJerry’s Camp Site宿泊のオーストラリア人グループ。
蛇ノ口滝まで向かうそう。
尾之間歩道の序盤を構成する蛇ノ口滝ハイキングコース、
このコースを詰めて分岐から蛇ノ口滝へと向かうので、
このグループとは後に山中で何度かすれ違いました。
県道77号線沿いにずーっと進みます。
Jerry’s Camp Siteから県道に出てほどなく、この看板。
尾之間温泉まで0.7kmと書いてます。
Aコープから先は登り坂が続き、
途中、信号のある交差点にこの目印。
その後も小さな目印看板が幾つか。
まー、迷う事は無いと思います。
最後まで坂道が続き、
登り切ると、
ネットで何回も何回も見た、
あの、尾之間温泉が目の前に現れました。
のに閉まってますがー。
もう営業開始時間の10時も過ぎてますがー。
実はこっそり(登山前なのに)温泉に浸かろうかと思って、
Aコープでタオルを買って来てたのですが・・・。
なんと「月曜日は13:00からの営業開始となります」の看板が、
入口前に立ててありましたトホホ。
後の感想ですが、入らなくて良かったです。
温泉入って登ってたら血圧上がり過ぎてダウン必至なこの後歩く尾之間歩道。
着替えもその時済まそうと思っていたのでまだ平地姿のまま。
その辺の脇っちょでそそくさと着替えと準備を済ませ、
赤い鳥居の正面、
尾之間歩道入口前に立ち、
いよいよ始まるのか、
と、独り胸を熱くするのでした。
つづく。